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向井理『パンドラ』シリーズ最新作に主演 医療用AIを開発する医学者に

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『連続ドラマW パンドラIV AI戦争』キャスト。上段左から黒木瞳、向井理、渡部篤郎、下段左から三浦貴大、原田泰造、美村里江、山本耕史
『連続ドラマW パンドラIV AI戦争』キャスト。上段左から黒木瞳、向井理、渡部篤郎、下段左から三浦貴大、原田泰造、美村里江、山本耕史

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 俳優の向井理が、11月スタートの『連続ドラマW パンドラIV AI戦争』(WOWOWプライム/毎週日曜22時)で主演を務めることが決定。医療用AI開発を手がけた医学者を演じる向井は「光と影が混在する全く新しいドラマになると確信しています」と語っている。

【写真】主人公・鈴木哲郎役「向井理」フォトギャラリー

 本作は、脚本家の井上由美子が手掛け、2008年に連続ドラマWの1作目として放送された社会派ドラマ『パンドラ』シリーズの最新作。これまで “がんの特効薬”や“遺伝子組み換え食品”“自殺防止治療法”“クローン人間”など、挑戦的な題材に挑んできた本シリーズ。最新作では“AI”をテーマに、人工知能という“パンドラの箱”が、社会に何をもたらすのかをリアルに描き出していく。

 IT企業が経営する医療センターでは、医学者の鈴木哲郎(向井)が開発したAIによる診察が行なわれていた。IT企業代表の蒲生俊平 (渡部篤郎)は、医療のAI化を進めていくべきだと主張。しかし、医師会会長の有薗直子(黒木瞳)は「時期尚早」と難色を示し、外科医の上野智津夫(原田泰造)も不快に思っていた。そんな中、AI診断に基づいて上野が手術した患者が、術後に亡くなってしまい…。一方、記者の太刀川春夫(山本耕史)はAIで診断した患者が死亡したという情報をつかみ、独自の調査を始める。

 本作の脚本について向井は「僕自身、台本を読んでAIと共存していくことを考えないといけないと思いました。リアリティのある、未来を予測しているような話だと感じています」と話すと、続けて「今回のシリーズではAIについてのメリットとデメリットが描かれていて、それは僕たちがAIとどう向き合っていくべきかの問いかけでもあります」とコメント。

 さらに自身が演じる役柄について「ただ信念を持った情熱的な人ということだけではなく、何か“危うさ”みたいなものを表現して、AIについて問題意識を抱いていただけるような作品にできればと思います」と語った。

 ドラマ『連続ドラマW パンドラIV AI戦争』は、WOWOWプライムにて11月11日より毎週日曜22時放送。

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