迷える? 子羊をニューヨークの教会がリアルに預かる
マンハッタンにあるザ・バシリカ・オブ・セント・パトリックス・オールド大聖堂は、毎年、3匹の羊たちを預かる。素朴な雰囲気を醸し出すこの羊たちは、ニューヨークの大都会で6週間にわたり世話される。これは2014年に始まった恒例行事なのだという。海外メディアHUFFPOSTが伝えた。
【写真】大人気! これが大都会ニューヨーク!? 教会がSNSにアップした羊たちの様子
普段はニューヨーク州エリザヴィルにある農場「Buckwheat Bridge Farm」で生活している3匹の羊たち。名前はそれぞれ、ヒューストン、プリンス、スプリングだ。
同教会が羊たちを迎えるようになったのは冗談がきっかけだった。同教会の司祭、モンシニョール・ドナルド・サカノは、敷地の管理人が退職する際、彼と交わした話からアイディアを得たという。
「私は彼に『これからどうしたらいいんだ、羊でも飼えっていうのか』と冗談で言ったんです」「言った瞬間に、『あ、これは良いアイディアかも』と思いました。ニューヨークで羊を飼うことについては何も知らなかったんですが」。
同教会は、今年羊を預かるための資金としてクラウドファンディングで5561ドル(約61万5769円)を調達。教会での滞在中は5、6名のスタッフにより大切に世話されるという。
引用:https://www.instagram.com/oldcathedral/