高級ブランドづくしのクローゼット『クレイジー・リッチ!』本編解禁

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シンガポールを舞台に、恋人とそのセレブ一族との間で揺れる独身女性の葛藤と成長を描いた映画『クレイジー・リッチ!』。大富豪である恋人の素性を明らかにした本編映像がこのたび解禁された。
【写真】『クレイジー・リッチ!』クレイジーでゴージャスな場面写真
世界17カ国で出版されベストセラーとなったケビン・クワン著『クレイジー・リッチ・アジアンズ』の実写版である本作は、ハイセンスなファッションに身を包み、目もくらむようなゴージャスな世界で繰り広げられる、“アジアNo.1バチェラー”を巡る女たちのバトルを描いている。
生粋のニューヨーカー・レイチェル(コンスタンス・ウー)は、恋人・ニック(ヘンリー・ゴールディング)と共に彼の故郷であるシンガポールを訪問。そこでレイチェルは、ニックがアジア屈指の不動産王の御曹司で、社交界の女性たちから大変な人気を集める独身男の一人であることを知らされる。2人の仲を引き裂こうとする嫉妬深いお嬢様たちや、息子の交際をよく思わないニックの母エレノアが登場し、レイチェルの前にはたちまち試練が立ちはだかる。
公開された本編映像では、レイチェルの大学時代の友人であるペク・リン(オークワフィナ)が高級ブランドが一面に広がるクローゼットルーム内で、ブランド物のバッグに描かれた地図を使ってニックの素性を詳細に説明。
ペクによると、ニックの属するヤン家は1800年代にお金を持って中国大陸からシンガポールへ移民してきた旧家の家柄であり、「ただのジャングル」だった当時のシンガポールをゼロから開拓。現在に至る大都市に変貌させ、今や世界有数の資産家になったそう。
そんなヤン家を「上流ぶって上品ぶってる“上流品”だ」と痛烈に評するペクに、レイチェルは「ニックは違う」とすかさず反論する。しかし、ペクは「でも家族は絶対そう」と取り合わず、返す刀で、レイチェルの着ていた赤いワンピースに「“リトル・マーメイド”の(セバスチャンのような)カニルックは却下!」と辛口のダメ出し。高級服が勢ぞろいするクローゼットからミッソーニと思われるドレスを引っ張り出し、レイチェルに渡すまでのやり取りが描かれている。
ちなみに、そんなペクが映像の中で着ているパジャマは合計23万5000円もするステラマッカートニーのセットアップ。ペクもかなりの“クレイジー・リッチ”といえるようだ。
映画『クレイジー・リッチ!』は9月28日より全国公開。