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稲垣吾郎、『半世界』で「見たことのない自分がスクリーンに現れた」

映画

第31回東京国際映画祭『半世界』記者会見に登壇した稲垣吾郎
第31回東京国際映画祭『半世界』記者会見に登壇した稲垣吾郎 クランクイン!

 俳優の稲垣吾郎が30日、阪本順治監督と共に第31回東京国際映画祭コンペティション部門出品映画『半世界』と記者会見、舞台挨拶に出席した。稲垣は「自分でも見たことない自分がスクリーンに現れました。この作品に巡り合えたことは、本当に幸せなことだと思っています」と語った。

【写真】第31回東京国際映画祭 映画『半世界』記者会見、舞台挨拶の様子

 父から継いだ山中の炭焼き窯で製炭して生計を立てる紘(稲垣)、紘の同級生で突然帰郷した元自衛官の瑛介(長谷川博己)、同じく同級生の光彦(渋川清彦)の友情とそれぞれの家族、地域社会と世界とのつながりを描く本作。

 稲垣は同映画祭への参加について「夢のようですね」とニッコリ。パブリックイメージと異なる「情けないダメおやじ」を演じたことについて「いろいろなことがあって、ここ数年で環境が変化したことが大きかったですね。お仕事の仕方も変わった中で、役者としては初めて頂けたお仕事だったので、自分でも見たことない自分がスクリーンに現れました」と充実の表情を見せた。

 「自分でも見たことない自分」を感じたシーンを具体的に聞かれると「チェーンソーを持って木を伐採していたり、頭にタオルを巻きながらみかんを食べていたり(笑)。ああいう日本の原風景のような田舎で生活する稲垣吾郎を見たことがなかった」と回答。そして、阪本監督やスタッフ、共演者のおかげで紘を演じきれたと言い「三重県の伊勢志摩で撮影していたんですけど、土地に誘われたというか、引き込まれたというか。そういったものもあったと思います」と話した。

 一方の阪本監督は「稲垣くんを主演に迎えて、炭焼き職人ということを思いつくのは、たぶん僕しかいなかったと思います(笑)」と回想。「皆にとってもすごく新鮮な撮影であったようで。僕もそれが一番うれしいです」と、作品に満足しているようだった。

 会見後、舞台挨拶に登壇した稲垣は、本映画祭のレッドカーペットを歩いたのちに、阪本監督、長谷川、渋川、そして紘の妻・初乃を演じた池脇千鶴と食事に出かけたことを述懐。「伊勢志摩では同級生としてあんなに一緒にいたのに、ちょっと違う人のように感じた」とレッドカーペットでの意外な距離感を語りつつ、「(一緒に)初めてお酒を飲むことができて。すごく楽しい夜でした」と白い歯を見せていた。

 映画『半世界』は、2019年2月より全国公開。

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