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【東京国際映画祭】稲垣吾郎主演『半世界』コンペ部門・観客賞を受賞!

映画

第31回東京国際映画祭アウォード・セレモニーにて
第31回東京国際映画祭アウォード・セレモニーにて クランクイン!

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阪本順治

稲垣吾郎

 稲垣吾郎主演の映画『半世界』が、2日に開催された第31回東京国際映画祭のアウォード・セレモニーにて、コンペティション部門の観客賞を獲得した。セレモニーおよび受賞会見に出席した阪本順治監督は「僕の方から、稲垣くんサイドに『僕でよければ』と言った以上、“作る映画をとてもいい、面白い作品に高めていかないといけない”と責任は重かった」と胸の内を語った。

【写真】第31回東京国際映画祭アウォード・セレモニーフォトギャラリー

 同作は、40代目前の男三人(稲垣、長谷川博己、渋川清彦)をめぐる人間ドラマ。田舎へ戻ってきた三人組の一人を残り二人が迎え入れ、それぞれが人生について思いを巡らす様を描く。阪本が監督および脚本を務めた完全オリジナルストーリー。

 本映画祭では観客賞を獲得。アジア映画としては、コンペティション部門で唯一の受賞となった。ステージに登壇した阪本監督は、観客賞恒例の法被を着せられて「これは不意打ちで…」と戸惑いつつ、「(キャスト、スタッフらと)皆でお祝いします」と笑みをこぼした。

 会見の席では、顔を赤くして「(酒を)飲んでるんですよ」と上機嫌。「いろんな国際映画祭に出品させてもらって、観客賞というのは憧れがあった。今日、観客賞があると知らなかったので、スゴい不意を打たれた。思えば、海外の映画祭で観客賞を見て“とても羨ましい”と思う自分がいたので、うれしかった」と受賞の喜びをコメント。

 主演の稲垣に関しては「僕の方から、稲垣くんサイドに『僕でよければ』と言った以上、“作る映画をとてもいい、面白い作品に高めていかないといけない”と責任は重かった。そういった意味で、こういう華やかな席で初上映でき、観客賞ももらえて肩の荷が降りた」と話し、柔和な表情を見せた。

 また、若手の俳優・女優を表彰する東京ジェムストーン賞には、日本から女優の木竜麻生と俳優の村上虹郎が選ばれた。

■コンペティション部門
・東京グランプリ(および東京都知事賞):『アマンダ(原題)』(ミカエル・アース監督)
・審査員特別賞:『氷の季節』
・最優秀監督賞:エドアルド・デ・アンジェリス(『堕ちた希望』)
・最優秀女優賞:ピーナ・トゥルコ(『堕ちた希望』)
・最優秀男優賞:イェスパー・クリステンセン(『氷の季節』)
・最優秀芸術貢献賞:『ホワイト・クロウ(原題)』(レイフ・ファインズ監督)
・最優秀脚本賞 Presented by WOWOW:『アマンダ(原題)』
・観客賞:『半世界』(阪本順治監督)

■アジアの未来部門
・アジアの未来 作品賞:『はじめての別れ』(リナ・ワン監督)
・国際交流基金アジアセンター特別賞:『武術の孤児』(ホアン・ホアン監督)

■日本映画スプラッシュ部門
・日本映画スプラッシュ作品賞:『鈴木家の嘘』(野尻克己監督)
・日本映画スプラッシュ監督賞:武正晴監督(『銃』)
               田中征爾監督(『メランコリック』)

■東京ジェムストーン賞:木竜麻生
            村上虹郎
            リエン・ビン・ファット
            カメル・トレンブレイ

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