竹内涼真、実写映画『名探偵ピカチュウ』で声優に初挑戦「久々にドキドキ」

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俳優の竹内涼真が29日、都内で行われた映画『名探偵ピカチュウ』製作報告会見に出席。同映画で日本語吹き替えに初挑戦する竹内は「心からうれしいです。久々にドキドキしています」と笑顔を浮かべた。
【写真】竹内涼真ら登壇! 映画『名探偵ピカチュウ』製作報告会見の様子
見た目はキュートだが中身は“おっさん”のピカチュウの声を演じたのは、『デッドプール』シリーズのライアン・レイノルズ。ピカチュウに父親探しを依頼するティムをジャスティス・スミス、父親探しに協力するルーシーをキャスリン・ニュートンが演じる。ティムの日本語吹き替えを担当する竹内のほか、ジャスティスとキャスリン、そしてロブ・レターマン監督が会見に臨んだ。
ポケモン世代という竹内は「まさか実写化するとは思っていなかった」と言い、「いつかピカチュウと一緒の世界で会えたらいいと思っていたのでオファーがあってすごくうれしい。予告を観てすごい映画になると思った。心からうれしいです。久々にドキドキしていますね」と大喜び。解禁された映像を観て「最高ですよ。街中にポケモンがいるんですよ。そんなうれしいことない。どうやって撮影しているんだろう」と興奮気味に語った。
子どもがポケモン好きということもあり「オファーを快諾するのは簡単な決断だったよ」というレターマン監督。映画は今年1月から5月にロンドンで撮影され、現在は編集中。レターマン監督は滞在先のホテルでも作業を進めている。作品について聞かれたレターマン監督は「それぞれのポケモンらしさを抜き取ってCGを作ることに時間を掛けている。これまで手がけた中で1番難しい作品だ」と苦労を吐露しつつ、「映画はアメージングで素晴らしい作品になる。僕自身も楽しみながら作っているので皆さんも楽しんでほしい」とファンに呼びかけた。
竹内がジャスティスに「映画は幅広い人が観ると思う。吹き替えするのは責任重大。だからこそ、ティムを演じる上でアドバイスがあれば教えて」と質問するひと幕も。ジャスティスは「注意しなくてはいけないのは、いいところは全部ピカチュウに持っていかれるってことだよ」と笑わせながら、「ティムは過去にいろいろあったシニカルなキャラ。ドライな性格なのでピカチュウとの対比があればあるほど面白い」と助言した。
竹内は「吹き替えをやるのは不安があるので今の言葉をもらって支えになる。より頑張ろうと思った」と言い、ジャスティスから映画の台本を受け取った。
映画『名探偵ピカチュウ』は2019年5月全国公開。