勝地涼、『あまちゃん』“前髪クネ男”誕生の裏に古田新太との猛特訓

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俳優の勝地涼が11日、『あさイチ』(NHK総合/毎週月曜から金曜8時15分)にVTR出演し、連続テレビ小説『あまちゃん』で強烈なインパクを残したキャラクター“前髪クネ男”の誕生秘話を明かした。
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同日は、俳優の古田新太が「プレミアムトーク」のコーナーに出演。勝地は古田と縁のある後輩としてVTR出演し、「前髪クネ男」の誕生秘話を語った。「前髪クネ男」は、2013年放送の『あまちゃん』で主人公アキ(のん)の映画の相手役として登場。たった1話のみの登場だったが、前髪をくねらせ、腰を振りまくるそのキャラクターで強烈なインパクトを残した。
実はこの「前髪クネ男」の誕生の裏には、古田が大きく関与していたよう。撮影当日、勝地が演技プランを明かしたところ、古田が「全然おもしろくないな!」とバッサリ。そこから古田の演技指導が始まったようで、「その場が稽古場みたいな感じになって…」と前髪をくねらす手と腰の動きを猛特訓したそう。
本番撮影中には、ドラマの監督が近づいてきて「『もっと、もっと腰を動かすように』って古田さんが言ってます」と伝えてきたそうで、「あのシーンに関しては監督は古田さんだったのか」と回想していた。
撮影後は古田と飲みに行ったそうで、帰り際に「お前はNHKに、爪痕を残したぞ!」と声をかけられたという。そのときは意味が分からなかった勝地だが、出演回が放送されるや「いろんなところから連絡が来るし、事務所のホームページはパンクするという事態」になり、「古田さんの言ったとおりになった…。爪痕を残したんだ」と思い知ったとのことだ。
VTRを見終えた古田は「勝地の(『あまちゃん』)撮影は1日だけだった」と当時を回想。その1回の放送を通して「『誰だあいつ!?』って言われなきゃだめだぞ」と、当時の考えを振り返っていた。