きゃりーぱみゅぱみゅ、南座でのライブで「伝説を残したい」

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アーティストのきゃりーぱみゅぱみゅと歌舞伎俳優の片岡愛之助が26日、東京・歌舞伎座ギャラリーで開催された南座新開場記念「京都ミライマツリ2019 」製作発表会見に出席した。歌舞伎とコラボしたスペシャルライブを行うきゃりーは、着物をコート風にアレンジした衣装で登場。「伝説を残したい」と意気込みを語った。
【写真】きゃりー、愛之助と見栄を切る!
本イベントは、京都の南座を舞台に、ライブフェス「音マツリ」と、昼と夜で異なる祭りを催す「昼マツリ−HIRUMATSURI−/夜マツリ−YORUMATSURI−」で構成される。きゃりーは京都旅行で南座を訪れたときのことを振り返り、「マネージャーさんに『ここでライブやりたいです』って写メを送ったんですよ。そしたら『やります!』と言われて。え~! みたいな(笑)。やれるんだ! みたいなことがあって。自分が素晴らしいところだなと思ったところでライブができるっていうのは、本当に楽しみですし、普段のライブとは一味違った、かっこいいことを披露できたらいいなと思っていますね」とニッコリ。
また、ライブを行う4月30日が、平成最後の日となることに関しては「私も平成5年生まれで、平成を生きてきた一人として、最後に伝統的な南座でライブができるっていうのはすごく感慨深いですし、みんなで伝説を残したいなと思っているので、張り切ってますね。頑張りたいと思います」と話していた。
一方、史上初のAR(拡張現実)歌舞伎に映像出演する片岡は「前名が片岡千代丸と申しまして、千代丸を披露させていただきましたのが南座なんですよ。ですから歌舞伎役者として産声を上げたのが南座なので、本当に思い入れの深い劇場でございますね」とコメント。
AR歌舞伎については「石川五右衛門の役で出演させていただいておりまして、すでに撮ったんですけれども、南座のどこかに、私が出現しますので、私がどこにいるのか、何をしているのか、楽しみにしていてください」と白い歯を見せていた。当日、会場には京都の夏の風物詩「床」が再現されたほか、片岡がきゃりーに歌舞伎の見栄を伝授する一幕もあった。