長澤まさみ、“シンデレラおじさん”に対抗意識?「私もシンデレラ」

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女優の長澤まさみが17日都内で、主演映画『コンフィデンスマンJP』の初日舞台挨拶に東出昌大、小日向文世らと共に登壇。東宝「シンデレラ」オーディション出身の長澤は、“シンデレラおじさん”として人気の小手伸也と、シンデレラトークを展開して会場を笑わせた。
【写真】映画『コンフィデンスマンJP』初日舞台挨拶の様子
本作は、フジテレビで2018年に放送された同名月9ドラマの劇場版。香港を舞台に、コンフィデンスマン(信用詐欺師)のダー子(長澤)、ボクちゃん(東出)、リチャード(小日向)の3人らが、世界最高のダイヤをめぐって奮闘する様を描く。脚本は、ドラマ『リーガルハイ』シリーズなどで知られる古沢良太。
今回の舞台挨拶には長澤、東出、小日向の他、小手や織田梨沙、竹内結子、三浦春馬、江口洋介、田中亮監督が出席した。
劇場版の製作が決定した際は、巷で「これも詐欺ではないか」と疑われた本作。長澤は「(劇場版の決定について)ぜんぜんウソをついたつもりはなかった。そんな風に受け止めてもらえるんだという、この『コンフィデンスマン』の世界にどっぷり浸かってくださっている方がたくさんいると実感した瞬間だった」と明かし、番宣時は「たくさんの子猫ちゃんに会う機会があった。(公開した)今は感無量」と述べた。また会場アンケートにて、本作の内容に97%が「騙された」という結果が出ると「嬉しいです」とほほ笑んだ。
“シンデレラおじさん”として人気の小手は、映画化まで至ったのは「長澤さんのおかげ」と称賛。そんな小手に対し、2000年1月の第5回東宝「シンデレラ」オーディションで、最年少の12歳でグランプリを得た過去を持つ長澤は「私もシンデレラなんだ」とニコリ。小手は「あ、あ~なるほど。本物ですね。東宝シンデレラガール」と納得していた。続けて、長澤が「でも…まぁいいよ。譲るよ」と小手をシンデレラに認定。小手が「東宝シンデレラガールを?」とボケると、長澤は「いや、違う違う違う!」とツッコみ、会場を笑わせた。
イベント中盤には、映画にちなんで8個のくす玉から「祝!初日・大ヒット」と書かれた垂れ幕を当てる“コンゲーム”に長澤がチャレンジ。共演者らがそれぞれ巧みな言葉で惑わす中、長澤は2回目で小日向の持っている当たりを見事引き当てるなどして、会場を盛り上げた。