『きのう何食べた?』西島秀俊、涙ながらの“告白”に視聴者もらい泣き

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俳優の西島秀俊と内野聖陽がダブル主演で恋人同士を演じるドラマ『きのう何食べた?』(テレビ東京系/毎週金曜24時12分)の第11話が21日に放送された。内野演じる賢二を実家に連れて帰ることを決心した、西島演じる史朗の思いに「泣いた」「それぞれの愛のカタチがハッキリ見えた」といった声が多数寄せられている。
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師走のある土曜日。実家に帰った史朗は、母の久栄(梶芽衣子)がやけに穏やかなのが気になる。何かあるのでは…その予感は的中。正月に賢二をうちに連れてくれば、と言い出したのだ。しかし史朗にはまだ迷いがあり、その言葉に即答できなかった。
帰宅した史朗は、クリスマスを前にソワソワする賢二に、今年のディナーは小日向大策(山本耕史)と井上航(磯村勇斗)を招いて4人で過ごそうと提案する。そして当日、机に並んだのは明太子のディップやツナサラダ、そしてラザニアという史朗の得意メニュー。悪態をつきながらもおいしそうに食べる航をいじりつつ、一同は楽しいひと時を送っていた。
そして航に正月を共に過ごさないと切り出されたところで、史朗は「いや…正月は賢二連れて俺の実家に帰ろうと思ってるんで」と告白。突然の宣言に3人は驚いてしまい、航は「ただでさえ息子はゲイだってことでショックなのにそのうえヒゲの生えた恋人なんて見ちゃったら親にとってはダブルショックじゃん!」「どうしたってゲイへの偏見がなくなるわけでもない」と現実を突きつけるのだが…。
史郎が「両親は俺がゲイだって分かったとき、俺のことをかわいそうな子だって思ったろう」「育て方が悪かったんじゃないかって自分を責めたかもしれない。だからこそ、ゲイの何たるかを知ってほしいんじゃなくて、少なくとも今の俺が両親が思っているよりも不幸じゃないんだってこと、分かってほしくて…」と目に涙をためながらしぼりだすと、SNSでは「ホントに幸せになってほしい」「シロさんの思いに泣かされた」など、思わず泣いてしまったファンが続出。
史朗と賢二のみならず、小日向と航の関係性も細やかに描かれた第11話は、出演者たちの何気ない日常や葛藤を表現した繊細な演技に「それぞれの愛のカタチがハッキリ見えた」「壮大な愛のお話」といった称賛が後を絶たない回となった。