SNS世代のリアルな青春を描く『エイス・グレード』新ポスター&場面写真解禁
2018年のサンダンス映画祭で大喝采を浴び、オバマ前米大統領が2018年の年間ベスト映画に選出した映画『エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ』より、本ポスタービジュアルと場面写真が解禁された。
【写真】『エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ』場面写真
本作は、クラスで目立たない少女ケイラを主人公に、生まれたときからWEBサイトやSNSが当たり前の「デジタルネイティブ」な“ジェネレーションZ”と呼ばれるティーンたちのリアルな葛藤や恋、父親との関係、成長の物語を、ユーモラスに優しく描く。主人公ケイラを若手女優のエルシー・フィッシャーが演じ、ユーチューバー出身で本作が初監督作品となるボー・バーナムがメガホンを取る。
中学校生活の最後の1週間を迎えたケイラは「学年で最も無口な子」に選ばれてしまう。不器用な自分を変えようと、SNSを駆使してクラスメイト達と繋がろうとする彼女だったが、人気者のケネディは冷たいし、好きな男の子にもどうやってアプローチして良いか分からない。さらに、お節介ばかりしてくるパパはウザイし、待ち受ける高校生活も不安でいっぱい。中学卒業を前に、憧れの男子や、クラスで人気者の女子たちに近づこうと頑張るのだが…。
解禁されたポスタービジュアルは、クラスの⼈気者が主催するバースデイ・パーティに参加したケイラが、自分の存在を無視してはしゃぐ同級生たちの姿を、庭のプールの中から虚ろな目で見つめる姿を切り取ったもの。その周りには、ケイラの悩み多きスクールライフやおせっかいだけど愛おしい存在の父親とのやりとりが、イラストレーターの糸井みさ氏によるヴィヴィットなイラストとともに表現されている。
デザインは『サスペリア』『アメリカン・アニマルズ』などの日本版ポスターデザインを手がけたデザイナーの大島依提亜氏が手掛けた。「“いいね!”の数は、わたしの価値じゃない」という印象的なコピーも添えられ、ポップでキュートな仕上がりとなっている。
併せて公開された場面写真は、SNS用に自撮りするケイラや、高校体験プログラムのオリエンテーションで出会う“初めての尊敬する大人”である上級生とのオリエンテーションの様子、かわいいインテリアのベッドルームで投稿用のSNS動画をチェックするケイラなど、10代のティーンらしいキュートさ満開のシーン写真が切り取られている。
映画『エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ』は9月20日より全国順次公開。