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タイカ・ワイティティがヒトラー役で出演&監督 スカヨハら共演の最新作公開

映画

映画『ジョジョ・ラビット』場面写真
映画『ジョジョ・ラビット』場面写真(C)2019 Twentieth Century Fox

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サム・ロックウェル

 映画『マイティ・ソー バトルロイヤル』のタイカ・ワイティティが監督・脚本・出演を務める映画『JOJO RABBIT(原題)』が、邦題を『ジョジョ・ラビット』として来年1月に公開されることが決定。特報映像と場面写真が解禁された。

【写真】「スカーレット・ヨハンソン」フォトギャラリー

 本作は、戦時下に生きる人々の生きる喜びと人生の真実をユーモアとともに描くヒューマン・エンターテインメント作品。監督・脚本、そして主人公の少年ジョジョの空想上の友だちであるアドルフ・ヒトラー役を務めるのは、俳優として活躍するだけでなく、メガホンを取った『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)を大ヒットへと導き、日本アニメ『AKIRA』のハリウッド版の監督にも抜擢されるなどマルチな活躍で才能を発揮するワイティティ。

 第二次世界大戦下のドイツ。心優しい10歳の少年ジョジョは、空想上の友だちのアドルフ・ヒトラーの助けを借りながら、青少年集団ヒトラーユーゲントで立派な兵士になろうと奮闘していた。しかし、ジョジョ訓練でウサギを殺すことができず、教官から“ジョジョ・ラビット”という不名誉なあだ名をつけられ、仲間たちからもからかわれてしまう。そんなある日、母親と2人で暮らしていたジョジョは、家の片隅に隠された小さな部屋にユダヤ人の少女がこっそりとかくまわれていることに気付く。

 ジョジョを演じるのは、9歳で俳優になることを決心し、数多くのオーディションを経て、本作で人生初のプロの仕事にして主演の座を獲得したローマン・グリフィン・デイビス。ジョジョの家に隠れていたユダヤ人の少女には、映画『足跡はかき消して』のトーマサイン・マッケンジーが扮する。さらに、ジョジョの母親役に女優のスカーレット・ヨハンソン、ヒトラーユーゲントの教官役にサム・ロックウェルと豪華キャストが脇を固める。

 特報では、ジョジョが友だちと楽しそうに訓練に励む姿や、サム演じる横暴そうな教官が銃の腕前を自慢げに披露する姿、スカーレット演じる母親とジョジョがハグを交わす姿などが、サンダークラップ・ニューマンによる1969年のヒット曲「Something in the air」の軽快なリズムとともに映し出される。

 遊びの延長線のような訓練から一変、実際に戦争に繰り出し呆然とたたずむジョジョ。「臆病ウサギ」とからかわれ落ち込む彼に、空想上の友だちのヒトラーは「悪口なら私も散々言われた。“狂人だ”、“あいつは俺たちを皆殺しにする”とね」とブラックジョークで切り返しており、ワイティティ節がさく裂する刺激的な映像に仕上がっている。

 映画『ジョジョ・ラビット』は2020年1月より全国公開。

映画『ジョジョ・ラビット』特報

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