松たか子×広瀬すず×神木隆之介×福山雅治、岩井俊二監督『ラストレター』初映像解禁

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女優の松たか子、広瀬すず、俳優の神木隆之介、福山雅治が共演する岩井俊二監督の最新作『ラストレター』の公開日が2020年1月17日に決定し、30秒の特報と90秒の予告編が解禁された。
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本作は、数々の名作を世に送り出してきた岩井監督によるオリジナル・ラブストーリー。夏の宮城を舞台に、手紙の行き違いをきっかけに始まる、2つの世代の男女の恋愛と、それぞれの心の再生と成長を描いていく。
岸辺野裕里(松たか子)の姉の未咲が、亡くなった。裕里は葬儀の場で、未咲の面影を残す娘の鮎美(広瀬すず)から、未咲宛ての同窓会の案内と、未咲が鮎美に残した手紙の存在を告げられる。未咲の死を知らせるために行った同窓会で、学校のヒロインだった姉と勘違いされてしまう裕里。そしてその場で、初恋の相手・鏡史郎(福山雅治)と再会することに。
勘違いから始まった、裕里と鏡史郎の不思議な文通。裕里は、未咲のふりをして、手紙を書き続ける。その内のひとつの手紙が鮎美に届いてしまったことで、鮎美は鏡史郎(回想・神木隆之介)と未咲(回想・広瀬/二役)、そして裕里(回想・森七菜)の学生時代の淡い初恋の思い出を辿りだす。ひょんなことから彼らを繋いだ手紙は、未咲の死の真相、そして過去と現在、心に蓋をしてきたそれぞれの初恋の想いを、時を超えて動かしていく。
解禁された予告編は、死んだ姉・未咲のふりをして手紙をやり取りする裕里と鏡史郎の場面からスタート。そして、学生時代の未咲、鏡史郎、裕里の姿や、やがて手紙の相手が未咲ではなく裕里だということに気付いた鏡史郎に「姉は死にましたよ」と裕里が告白するシーンも描かれる。
映像の最後には、岩井監督に影響を受け、大ファンを公言する『天気の子』の新海誠監督からの“ラブレター”も登場。新海監督は「ラブレターのいくつもの誤配や錯綜が、人生を作っていく。その美しさを教えてくれるのは、傘をさした二人の少女だ。岩井俊二ほどロマンティックな作家を、僕は知らない」と綴っている。
映画『ラストレター』は2020年1月17日より全国公開。