新木優子、笑福亭鶴瓶の娘に “吉田茂”ドラマ出演決定

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落語家の笑福亭鶴瓶が吉田茂役で主演を務め、俳優の生田斗真が共演するスペシャルドラマ『アメリカに負けなかった男~バカヤロー総理 吉田茂~』(テレビ東京系/2020年2月)に、女優の新木優子が出演することが決定した。新木は吉田茂の娘・麻生和子役を演じる。
【写真】『アメリカに負けなかった男~バカヤロー総理 吉田茂~』場面写真
「日本は絶対立ち直る」という思いを胸に、吉田茂が日本の独立を目指した戦後政治の軌跡とその生きざまを描いた本作。吉田茂を鶴瓶が演じ、吉田の右腕として日本の独立・復興のために奔走し、米国から“従順ならざる唯一の日本人”と呼ばれた白洲次郎を、生田が演じる。
1936年。第二次世界大戦前の吉田は、駐英大使としてロンドンにいた。貿易商の白洲次郎(生田)とは“ジイさん”と呼ばれるほどの間柄だ。やがて吉田が反対するドイツとの防共協定を締結したのを機に、吉田は駐英大使を辞すことに…。太平洋戦争が始まり、吉田は大磯で、戦争を早く終わらせるべく上奏文の準備を進めていたが、情報が漏れたのか終戦工作に関わった罪で拘留されてしまう。
だがこの年に終戦を迎えた日本はGHQに占拠され、外務大臣を更迭させるなど政治にも口を出すようになる。新たな大臣に任命された吉田は、言いなりにはならないと、臆せずマッカーサーに意見していく。
本ドラマの原案となった『父 吉田茂』の著者でもある吉田茂の娘・麻生和子役を、ドラマ『モトカレマニア』(フジテレビ)で初主演を果たし、インスタグラムのフォロワー数335万人を誇る新木が演じる。その勝気で社交的な性格から、事実上の“ファーストレディ”として吉田を支え、現在副総理を務める麻生太郎の母親でもある和子。本作では父・吉田茂を厳しくも温かく見守る愛に溢れた女性を新木が熱演する。
新木は「大変な時代に逞しく生きた女性は、いつか挑戦してみたかった役なのですごく嬉しかったです!」と語り、「吉田茂の生き方を通して、どう強くあるべきなのか、いざという時の決断力がいかに大切かを感じていただけるドラマだと思います。ぜひたくさんの方々に見ていただきたいです」とコメントした。
テレビ東京開局55周年特別企画 スペシャルドラマ『アメリカに負けなかった男~バカヤロー総理 吉田茂~』は、テレビ東京系にて2020年2月放送。