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市川染五郎、初映画&初主演&初声優 5月公開アニメで杉咲花と共演

アニメ

映画『サイダーのように⾔葉が湧き上がる』ティザービジュアル

映画『サイダーのように⾔葉が湧き上がる』ティザービジュアル(C)2020 フライングドッグ/サイダーのように⾔葉が湧き上がる製作委員会

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杉咲花

 歌舞伎俳優の市川染五郎と女優の杉咲花が声優を務めるアニメーション映画『サイダーのように言葉が湧き上がる』が、2020年5月に公開されることが決定した。市川にとって初めての映画にして初主演、声優初挑戦となる。

【写真】初映画&初主演&初声優の市川染五郎と、共演の杉咲花

 本作は、テレビアニメ『四月は君の嘘』『クジラの子らは砂上に歌う』などを手掛け、繊細で叙情的な演出に定評のあるイシグロキョウヘイが監督を務め、言葉×音楽をキーワードに少年少女の「ひと夏の青春」を描くオリジナルアニメーション。市川が主人公のチェリー役を、杉咲がヒロインのスマイル役を務める。

 17回目の夏、地方都市。コミュニケーションが苦手で、人から話しかけられないよう、いつもヘッドホンを着用している少年・チェリー(市川)。矯正中の大きな前歯を隠すため、いつもマスクをしている少女・スマイル(杉咲)。俳句以外では思ったことをなかなか口に出せないチェリーと、見た目のコンプレックスをどうしても克服できないスマイルはショッピングモールで出会い、やがてSNSを通じて少しずつ言葉を交わしていく。

 ある日ふたりは、バイト先で出会った老人・フジヤマが失くしてしまった想い出のレコードを探しまわる理由を知り、それを自分たちで見つけようと決意。フジヤマの願いを叶えるため一緒にレコードを探すうちに、チェリーとスマイルの距離は急速に縮まっていく。だが、ある出来事をきっかけに、ふたりの想いはすれ違って…。

 市川は「僕が勤めさせていただくチェリーは人と話すことが苦手で、声が小さいことを指摘されるシーンは僕自身と重なって見えました」と役柄と共通点があることを明かし、「本格的な声優のお仕事は初めてですが、チェリーとの共通点を大切にしながら、自分の声でチェリーに命を吹き込むことができるよう、一体になれるよう、精一杯勤めたいと思います」と意気込む。

 杉咲は「チェリーとスマイル、2人の姿に何度も胸をきゅっとさせられました。私が声を担当させていただくスマイルは前歯が出ていることを気にしていて、なんだか共感できる部分がありました(笑)。けれどそんなコンプレックスを抱えながらも、どんな時も明るくしゃんと立っているスマイルに勇気をもらいました」と作品の感想を語り、「チェリーのなかでどんどん言葉が湧き上がるように、スマイルが心の底からにこりと笑うように、自分の中でしゅわしゅわと湧き上がる感情を大切に、頑張ります」と抱負を語っている。

 イシグロ監督は、市川を主人公に抜てきした理由について「歌舞伎座に足をはこび、彼のお芝居をこの目で見て、耳で聞いた瞬間、僕のなかでチェリーが完成してくれました。遠く離れた席で観劇していた僕にも“表情”が届くその芝居の技術は、まさしく声優として必要な要素を兼ね備えていたのです」と説明。

 ヒロインに起用した杉咲については「感情をのせた声をメロディーのように彩るセンスは圧巻で、表情が見えない場面でも、その声の芝居と佇まいですべてを観客に伝えられる。映画『湯を沸かすほどの熱い愛』で輝いた才能は僕のなかに強く印象付けられていたのです。いつか僕の作品に出演してもらいたい、そんな願望をずっと秘めていました」と語っている。

 映画『サイダーのように言葉が湧き上がる』は2020年5月15日より全国公開。

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