クランクイン!

  • クランクイン!ビデオ
  • クラインイン!コミック
  • クラインイン!トレンド

  • ウェブ全体を検索
  • このサイト内を検索

C・ゲンズブールが老けメイクで息子を溺愛する母に 『母との約束、250通の手紙』

映画

映画『母との約束、250通の手紙』場面写真
映画『母との約束、250通の手紙』場面写真(C)2017‐JERICO‐PATHE PRODUCTION‐TF1 FILMS PRODUCTION‐NEXUS FACTORY‐UMEDIA

関連 :

シャルロット・ゲンズブール

ピエール・ニネ

 フランスで動員100万人を超える大ヒットを記録し、セザール賞で主演女優賞含む4部門にノミネートした映画『母との約束、250通の手紙』より、女優のシャルロット・ゲンズブールのインタビュー映像が解禁された。劇中で老けメイクを施し、息子を溺愛する破天荒な母親役を演じたシャルロットは「これは本当の私なのです」ときっぱり語っている。

【写真】シャルロット・ゲンズブール、若い姿→特殊メイクで年老いた姿まで

 フランス文学で最高峰とされるゴンクール賞を唯一2度受賞したほか、外交官、映画監督、映画『勝手にしやがれ』の主演女優ジーン・セバーグの夫という複数の顔を持ち、最後は拳銃自殺を遂げたことで知られる文豪ロマン・ガリ。本作は、フランスの三島由紀夫とも称される彼の波乱万丈で数奇な人生を描いた自伝小説『夜明けの約束』を、フランスを代表する女優のひとりであるシャルロットと、映画『イヴ・サンローラン』『婚約者の友人』のピエール・ニネを迎えて映画化した感動作。監督は『赤と黒の接吻』『蛇男』のエリック・バルビエ。

 破天荒でパワフルなシングルマザーのニナは、息子のロマンが将来フランス軍で活躍し勲章を受け大使となり、作家としても成功すると頑なに信じ、その才能を引き出すことに命を賭けていた。母の強すぎる期待と愛情を一心に受けて育ったロマンは、その溺愛の重圧にあえぎながらも、母の途方もない夢を叶えると幼心に決めていた。ニナは、学生寮にも頻繁に電話をかけ檄を飛ばし、自由フランス軍に身を投じ病に倒れ生死の境目を漂うロマンの下へも、激励の手紙を送り続けた。ついにロマンはパイロットとして活躍し、同時に念願の小説が出版されることに。しかし相変わらず届き続けるニナの手紙には、なぜか息子の作家デビューを喜ぶ様子はなく…。

 今回解禁されたのは、破天荒な母ニナを演じたシャルロットのインタビュー映像。シャルロットはイギリスの女優ジェーン・バーキンとフランスのシンガーソングライターであるセルジュ・ゲンズブールの娘として生まれ、15歳の時に主演映画『なまいきシャルロット』でセザール賞の有望若手女優賞を受賞し、フレンチロリータと称され一躍人気女優に。以降もラース・フォン・トリアー監督作『アンチクライスト』でカンヌ国際映画祭女優賞を獲得するなど活躍を続けている。

 本作でシャルロットは、そんな若い頃のロリータ女優の面影を微塵も感じさせない老けメイクを施し、過剰なほど息子を溺愛する母親を熱演。映像には、シャルロットが特殊メイクを施され、年老いた姿に変貌するメイキング風景も収められている。

 インタビューでシャルロットは「こんなに一つの役を楽しんだのは初めてでした。この特殊メイクを施した自分を大いに楽しみました。結果的に、この役は自分にとても近いものでした」と振り返る。続けて「映画や、特殊メイクをした私の姿を見て違和感があるかもしれません。でも、これは本当の私なのです」ときっぱり語っている。シャルロットが見せる鬼気迫る演技をスクリーンで体感したい。

 映画『母との約束、250通の手紙』は1月31日より全国公開。

シャルロット・ゲンズブールが老けメイクする様子も『母との約束、250通の手紙』インタビュー映像

この記事の写真を見る

関連記事

あわせて読みたい


最新ニュース

  • [ADVERTISEMENT]

    Hulu | Disney+ セットプラン
  • [ADVERTISEMENT]

トップへ戻る