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激ヤバ!“ペール・レディ”=青白い女が迫る…『スケアリーストーリーズ 怖い本』本編解禁

映画

映画『スケアリーストーリーズ 怖い本』に登場する“ペール・レディ(青白い女)”
映画『スケアリーストーリーズ 怖い本』に登場する“ペール・レディ(青白い女)”(C)2020 CBS FILMS INC. ALL RIGHTS RESERVED.

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アンドレ・ウーヴレダル

 映画『シェイプ・オブ・ウォーター』でアカデミー賞作品賞を受賞したギレルモ・デル・トロが、製作とストーリー原案を担当するホラー映画『スケアリーストーリーズ 怖い本』より、衝撃的なビジュアルのクリーチャー“ペール・レディ(青白い女)”の劇中写真と登場シーン映像が解禁された。

【写真】洋ナシ型シルエットのクリーチャー“ペール・レディ(青白い女)”誕生!

 累計700万部もの売り上げを誇りながらも、子どもたちにトラウマを与えるとして全米の図書館に置くことが禁じられたいわくつきの児童書シリーズ『スケアリーストーリーズ 怖い本』。本作は、そんな児童書に10代の頃多大な影響を受けたというデル・トロが、オスカー受賞後はじめて企画・製作を務め、ストーリー原案を担当して映画化したホラー作品。

 ハロウィンの夜、幽霊屋敷に忍び込んだ高校生のステラたちは、1冊の本を見つける。そこには噂に聞いた怖い話の数々がつづられており、持ち帰った次の日からひとり、またひとりと仲間たちが消えていく。そして本には毎夜、消えた仲間たちが主人公の物語が追加されていき…。

 今回解禁されたのは、劇中で登場するクリーチャー“ペール・レディ(青白い女)”の劇中写真2点と登場シーン映像。ペール・レディは、これまで映画『パンズ・ラビリンス』のペイルマンやパン、『シェイプ・オブ・ウォーター』の半魚人など、数々の奇怪で美しい名クリーチャーを生み出してきたデル・トロが手掛けただけあって、強烈なインパクトの姿かたちに仕上がった。

 劇中写真のペール・レディは、口角は大きく上がりほほ笑みをたたえているが、真っ黒な瞳の奥は暗く濁っていて一切の感情はうかがえない。脂っぽい髪がべったりと体に張り付き、血の気のない、なめし革のような皮膚が不恰好に垂れさがっている。命のぬくもりが感じられない無機質な表情とふくよかな体形はアンバランスで、何とも言えぬ不気味さだ。登場シーン映像では、丸い背中の後ろ姿のほか、赤い光が点滅する廊下の奥から逃げ惑う少年のほうに向かってゆっくりと近づいてくる姿が映し出されている。

 原作『スケアリーストーリーズ 怖い本』の挿絵として描かれた、スティーブン・ガンメルによるグロテスクなモンスターたちのイラストは、デル・トロの大のお気に入り。惚れこみすぎたデル・トロは、かつて貧乏だった時代にガンメルの原画に出会い衝動的に購入し、妻との関係に暗雲が立ち込めたほどだという。

 ガンメルの挿絵で描かれたペール・レディは、液体に近い黒鉛で描かれモノクロで表現されているため、映像化する際に肌色は真っ白となった。そんな原画の再現に力を注いだデル・トロは、肌質に相当なこだわりを見せたようで「モンスターたちの色彩も、白やオイスター・グレイ、イエロー・パーチメント(羊皮紙のような黄色)などを混ぜて青白くしたかったんだ。一部ではデジタル効果を使って質感が固体よりもより滑らかに、液体っぽく感じられるようにもした」と明かしている。

 ペール・レディの造形を担当したのは、『シェイプ・オブ・ウォーター』で、デル・トロと一緒に半魚人を創作したマイク・ヒル。「彼女の何かにとても惹かれたんだ!」と語る彼は、ガンメルのイラストに忠実に、本のページから実際に這い出てきたようなモンスターとして見事に作り上げている。

 映画『スケアリーストーリーズ 怖い本』は2月28日より全国公開。

映画『スケアリーストーリーズ 怖い本』“ペール・レディ(青白い女)”登場シーン

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