綾野剛、松田龍平の苺トークにほっこり「すごくチャーミングなかわいらしい人」

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俳優の綾野剛と松田龍平が30日、都内で開催された映画『影裏』完成披露試写会に登壇。松田がかわいらしいエピソードを明かし、綾野をはじめ会場がほっこりする一幕があった。
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本作は、第157回芥川賞を受賞した沼田真佑の同名小説を映画化したヒューマンミステリー。原作に惚れ込んだ『るろうに剣心』シリーズや『3月のライオン』の大友啓史監督がメガホンをとり、消えた親友の真実を求めてさまよう「魂の軌跡」を描く。試写会には、大友啓史監督も出席した。
主人公の今野を演じる綾野は、「大切に大切に作った作品。皆さんにようやく届けられて感激しています」と感極まった様子であいさつし、オファーを受けたときの心境を「素直にうれしかったし、光栄でした」と告白。また、「龍平くんとしっかり共演するのも初めてだったので、もう楽しみがあふれていた状態だったのを覚えています」と振り返り、松田に向かって「どうだい? 龍平?」とニッコリ。
今野と強い絆で結ばれながらも突然姿を消す謎の男・日浅を演じた松田は綾野からの問いかけに、「うれしいね~」と笑顔で応え、「ずっと大友さんとやりたいと思っていて、このタイミングでご一緒できたことに意味があると思う。実りのある豊かな撮影でした」とほほ笑んだ。
クロストークでは、作品にかけて最近「影裏」だと感じたことを語る一幕も。松田は最近、スーパーで苺を買ったと言い、「美味しそうだったんですが、家でお皿に盛ったら、裏側が小さい野苺でショックを受けました」と打ち明けるも、「でも小さな苺のほうが美味しかったんです」と笑顔で報告。そんなかわいらしいエピソードを聞き、綾野は「龍平くんが苺を買っているだけで十分。一見、つかみどころのない印象ですけど、すごくチャーミングでかわいらしい人」とほっこりした様子で笑みを浮かべていた。
本作の舞台の岩手では、節分に落花生を巻くということで、最後には3人が客席に向かって落花生を巻き、ヒットを祈願していた。
映画『影裏』は2月14日より全国公開。