増田貴久、初の海外ミュージカル挑戦 『ハウ・トゥ・サクシード』に主演
NEWSの増田貴久が、トニー賞7冠に輝く、スタイリッシュなコメディミュージカル『ハウ・トゥー・サクシード』に主演することが決定した。増田が海外ミュージカルに出演するのは初となる。
【写真】舞台の囲み取材に登場した「増田貴久」
本作は、1961年にブロードウェイで初演され、以降1417回のロングランヒットという記録を打ち立てたウェルメイド・コメディのミュージカル。翌1962年のトニー賞では、最優秀ミュージカル作品賞、脚本賞、主演男優賞、助演男優賞、製作者賞、演出賞、指揮・音楽監督賞の7冠を達成した。さらに、2011年には、映画『ハリー・ポッター』シリーズのダニエル・ラドクリフ主演でリバイバル上演され、トニー賞8部門にノミネートされた。今回の上演は、2011年上演の際に振付補として参加していたクリス・ベイリーが振付を務め、さらに演出も2020年版の新バージョンとしてベイリーが担当する。
主人公・フィンチを演じるのは、音楽活動をはじめ、舞台・バラエティ番組、そして4月から放送されるドラマ『レンタルなんもしない人』(テレビ東京)で主演を務めるなど幅広く活躍中の増田。初の海外ミュージカルへの挑戦となる本作で、抜群の歌唱力と表現力豊かなダンスを存分に披露する。
増田は「今回、海外ミュージカルに初挑戦します。ミュージカルをやりたいという想いは以前からずっと心にあり、夢の一つでもあったので、このお話を聞いた時は飛び上がって喜びました」と語り、「楽しい現場になると思います。準備を整えて万全な状態で挑みたい、と思っています。是非、劇場へ遊びに来てください」と意気込んでいる。
ビルの窓ふき清掃員フィンチは、ある日「努力しないで出世する方法」という本を読んで感化され、ワールドワイド・ウィケット社に首尾よく入社し、郵便係に配属される。本の教えに沿って、さらに持ち前の明るさと話術で人脈を築き、トントン拍子に出世。恋も上手く運んで全てが順調…だったある日、重大なアクシデントが発生。フィンチの責任が問われてしまい、クビを覚悟しなければいけない事態に。果たして、フィンチの幸運もこれまでなのか。
ミュージカル『ハウ・トゥー・サクシード』は9月より東京・東急シアターオーブにて、10月より大阪・オリックス劇場にて上演。