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高度1万メートル、操縦室から副操縦士の体が外へ!『フライト・キャプテン』公開決定

映画

映画『フライト・キャプテン 高度1万メートル、奇跡の実話』場面写真
映画『フライト・キャプテン 高度1万メートル、奇跡の実話』場面写真(C)2019 Bona Entertainment Company Limited All Rights Reserved.

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 2018年に中国で起きた飛行機事故を映画化した『The Captain(英題)』が、邦題を『フライト・キャプテン 高度1万メートル、奇跡の実話』として6月26日より公開されることが決定した。

【写真】映画『フライト・キャプテン』場面写真

 本作は、中国版「ハドソン川の奇跡」とも称された奇跡の物語。1万メートルの高空を飛行中に、操縦室のフロントガラスが破損し墜落の危機に陥った四川航空3U8633便で、極限状態の中乗客を守り抜いた機長やクルーたちの活躍を描く。

 国民的英雄のリュー機長を演じるのは、ジョン・ウー監督作『マンハント』(2017)で福山雅治とダブル主演を務めたチャン・ハンユー。『インファナル・アフェア』『頭文字D』のヒットメーカー、アンドリュー・ラウ監督がメガホンをとった。中国では建国70周年を迎えた2019年に「中国の誇り3部作」の中の最後の作品として公開され、3週連続で1位を獲得し、7週に渡りベスト10にランクイン。興行収入450億円を突破するメガ・ヒットとなった。

 2018年5月14日。重慶市からチベット自治区のラサに向かう四川航空3U8633便。リュー機長をはじめとする9名のクルーは、乗客119名を乗せて飛び立った。当初フライトは順調かに思えたが、地上1万メートルの高空を飛行する中、突如操縦室のフロントガラスにひびが入り瞬く間に大破。副操縦士のチェンの体が外に投げ出される。

 辛うじてチェンの体を掴んだリュー機長だったが、氷点下30度の冷風が前方から激しく吹き込み、圧力を失った操縦室は自動操縦も不可能に。激しく揺れる機体に、クルーたちの制止も虚しく乗客たちはパニックとなるが、それはまだ、その先に待ち受ける空前の危機の序章に過ぎなかった―。

 今回解禁された場面写真は、高度1万メートルで操縦不可能となった状況下、客の命を守るため、酸素マスクを装着しながら懸命に操縦を続けるリュー機長(チャン・ハンユー)やクルーたちの様子を切り取ったもの。そのほか、飛行機のフロントガラスにひびが入り、副操縦士が窓の外に投げ出される衝撃の場面や、酸素マスクを付けて激しい揺れに耐える乗客たちの様子も写し出されており、実際に起きた飛行機事故の様子が臨場感たっぷりに再現されている。

 地上1万メートル、氷点下30度。巨大な乱気流の中で一体何が起こり、リュー機長とクルーたちはどのようにして119名の乗客の命を守ったのか。圧倒的な迫力の映像で、奇跡の実話がつづられている。

 映画『フライト・キャプテン 高度1万メートル、奇跡の実話』は6月26日より全国順次公開。

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