池田エライザ、松田聖子の名曲「SWEET MEMORIES」に挑む 松本隆も「パンクな妖艶」と絶賛
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女優の池田エライザが、自身がMCを務める『The Covers』（NHK BSプレミアム／4月19日22時50分）で、松田聖子の名曲「SWEET MEMORIES」をカバーすることが分かった。エレキギターをかき鳴らす池田の姿に、作詞の松本隆は「パンクな妖艶」と語った。
【写真】NHK BSプレミアム『The Covers』で名曲「SWEET MEMORIES」をカバーする池田エライザ
同番組は、リリー・フランキー、池田が司会を務め、アーティストが影響を受けた曲や思い出の曲をカバーする音楽番組。この春から7年目に突入し、4月19日・26日は2週に渡り、作詞活動50周年の松本を迎え、スペシャルナイトが放送される。
『松田聖子＆歌姫の名曲特集』と題された第1夜のゲストは宮本浩次。小さい頃から松本作品に親しんできたという宮本と、尊敬する作詞家・松本が初共演を果たす。
トークシーンは、松本から宮本に対して「初めてのような気がしない」という温かい言葉から和やかにスタート。そして、2017年、『カバーズ』で披露し話題を呼んだエレファントカシマシ・宮本による松田聖子の「赤いスイートピー」の映像を見た松本は、「このパフォーマンスはレジェンド」「想像もしなかった、革命的な形で歌い継いでくれて、うれしい」と、その思いを語る。
その後、MCのリリー、池田と宮本は、松田聖子と130曲以上タッグを組んできた松本のヒストリーを、「松田聖子名曲アーカイブス」を交えながら紐解く。その中では、松本による貴重な「聖子名曲秘話」も登場する。
宮本は、「冒頭の歌詞で、涙がこぼれる」と語る松本作詞による松田聖子の「白いパラソル」を、松本の目の前で弾き語り。さらにもう1曲「男女の本物の物語がこの歌詞の中にある、これもまた泣けて仕方がない」という歌姫の名曲をつまびくシーンも。宮本のパフォーマンスを目の当たりにした松本は、深々と「いいよね…この人（宮本）の歌は、やさしいんだね」と語った。
MCの池田は、24歳の彼女ならではの解釈で、松本隆×松田聖子による名バラード「SWEET MEMORIES」をカバー。エレキギターをかき鳴らし、キーボード・上田禎と共に魅惑の世界観で披露する。歌唱を聴いた松本隆が「パンクな妖艶」と語ったそのパフォーマンスは必見だ。
松本は「例えば、嵐の日に仲良い友達数人が部屋に集まって、しんみり好きな音楽の話をしてるうちに、誰かがアコギ弾いて歌い出して、みたいな番組です。はっぴいえんどの時代には大滝、細野が歌ってましたが。不思議に心温まるんですよね、不思議に」とコメントした。
第1夜ではそのほか、ミュージカル俳優の井上芳雄による「瑠璃色の地球」、男女2人組ロックユニットGLIM SPANKYによる「ガラスの林檎」、シンガーソングライターの山崎まさよしによる「SWEET MEMORIES」が放送される。
『The Covers』松本隆スペシャル第1夜『松田聖子＆歌姫の名曲特集』はNHK BSプレミアムにて4月19日22時50分放送。
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