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日南響子、8年ぶり映画主演 銃に翻弄される女に挑戦『銃 2020』公開

映画

 女優の日南響子が8年ぶりに映画主演を務める『銃 2020』が、年内に全国公開されることが決定。ポスタービジュアルが解禁された。

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 本作は、作家・中村文則のデビュー作『銃』(河出書房新社)を映画化して2018年公開された村上虹郎主演『銃』で企画・製作を務めた奥山和由プロデューサーの着想で、中村の原案により新たな視点で描かれた。前作同様、企画・製作を奥山、監督を武正晴が務める。

 『銃』ではキーマンのトースト女を演じた日南が、本作では銃を拾い、その銃にほんろうされる主人公・東子役に挑戦。銃が引き寄せた縁により東子が出会う謎めいた男を佐藤浩市、東子をしつこく追い回すストーカー・富田を加藤雅也が演じる。また、東子を毛嫌いし、精神を病んでいる母・瑞穂を友近、東子を破滅へと追いつめる刑事に吹越満がそれぞれ扮する。さらに、『銃』の主演を務めた村上が、“西川トオル”として1シーンだけ出演、そのトオルを追い詰める刑事を演じたリリー・フランキーも同じく刑事役として特別出演する。

 ポスタービジュアルには、銃を手にうっとりした表情をみせる東子を中心に、狂気に満ちた人物たちの不穏な表情が写し出されている。

 奥山プロデューサーは「この映画、完全にいってしまってる。どこの誰かの日南響子を囲んで名優、佐藤浩市、吹越満、加藤雅也、彼らみんな狂気を帯びて振り切ったパワフル変態。そこに怪演の友近! さらにさらにリリーフランキーや村上虹郎までが意味不明にウロウロ。なんじゃこれ!! さすがのタランティーノも真っ青! 最後にこの昭和的な超ダサいポスターが決定打!」とコメント。

 原案と脚本に関わった中村は「小説ではない、映画という表現方法を取った形での、僕の新作でもあります。尊敬する武監督や素晴らしい役者の方々の解釈やアイディアも合わさり、ものすごい映画となりました」としている。

 『桜姫』(2012)以来、8年ぶりに映画主演を務める日南は「新しい感覚と学ぶ事が多くありました。東子はとても難しい役どころだったので、ワンシーンワンシーンが自分との戦いでした。そして私自身を成長させてくれた東子を演じられて嬉しく思っております」と話している。

 映画『銃 2020』は年内に全国公開。

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