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運動会でおなじみの名曲『剣の舞』 制作時間わずか8時間! 誕生秘話を映画化

映画

映画『剣の舞 我が心の旋律』ポスタービジュアル

映画『剣の舞 我が心の旋律』ポスタービジュアル(C) 2018 Mars Media Entertainment, LLC, DMH STUDIO LLC

 世界屈指の演奏回数を誇り、日本でも運動会などでおなじみの名曲『剣の舞』の誕生秘話を描く映画『Sabre Dance(英題)』が、邦題を『剣の舞 我が心の旋律』として7月31日に公開されることが決定し、ポスタービジュアルが解禁された。

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 『仮面舞踏会』『剣の舞』など数々の名曲を残したクラシック界の巨匠アラム・ハチャトリアン。本作は、ハチャトリアンが、若き日にたったひと晩で書き上げた『剣の舞』に込めた民族の悲しみと世界平和への祈り、その知られざる真実に迫る作品。

 第二次世界大戦下のソ連。レニングラードアカデミック劇団は疎開先のモトロフ市にいた。劇団員たちは軍部の監視、物資の乏しさ、延々と繰り返されるリハーサルなど、さまざまな困難に耐えながらバレエ『ガイーヌ』のプレミア上演に向けて準備を続けている。そんな中、突然、文化省の役人プシュコフからクルド人が剣を持って戦いの踊りを踊る楽曲を創るよう命じられた巨匠アラム・ハチャトリアン。それは公演のわずか8時間前だった。団員の誰もが不可能と訴えるが、アラムは作曲家人生を懸けて理不尽な挑発に立ち向かう。

 祖国アルメニアへの思いを音楽で表現する情熱の作曲家ハチャトリアンを演じるのは、ロシアで舞台やテレビで活躍するアンバルツム・カバニャン。彼の宿敵となるプシュコフ役は、アメリカのテレビドラマ『24』などにも出演したアレクサンドル・クズネツォフが担当。監督・脚本を務めたウズベキスタン出身のユスプ・ラジコフは、自伝や記録、遺族の証言から、不本意ながら生まれた『剣の舞』完成前後の2週間に着目し、5年の歳月をかけて脚本を執筆した。

 本作は、2018年4月にアルメニアの首都エレバンの劇場で撮影を行った際、ビロード革命が発生。デモ隊に包囲され、キャストとスタッフは5日間劇場に閉じ込められながらも撮影を強行するという、映画さながらのハプニングに見舞われたエピソードが明かされている。

 ポスタービジュアルは、「わずか8時間で生まれた伝説の名曲」というキャッチコピーとともに、想いを馳せるような表情で鍵盤に向かうハチャトリアンの姿を切り取ったもの。名曲『剣の舞』が誕生するまでの、彼の苦悩がうかがえるようなビジュアルとなっている。

 映画『剣の舞 我が心の旋律』は7月31日より全国順次公開。

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