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不器用な男女のドロドロ転落劇、森崎ウィン主演『本気のしるし』予告公開

映画

 俳優の森崎ウィンが主演を務め、女優の土村芳がヒロインを演じたドラマを再編集した映画『本気のしるし<劇場版>』より、予告編&ポスタービジュアルが解禁。併せて、森崎とメガホンを取った深田晃司監督からコメントが到着した。

【写真】森崎ウィン&スピルバーグ監督ショットも イベントの様子

 本作は、映画『淵に立つ』『よこがお』の深田監督が、星里もちるの同名タイトルのコミックを映像化。2019年10月からメ~テレほかにて放送されると、予想できない登場人物の行動が大きな反響を呼び、新たに劇場用にディレクターズカット版として再編集したところ、第73回カンヌ国際映画祭の「Official Selection 2020」作品に選ばれるという快挙を成し遂げた。

 森崎は職場の女性ふたりと曖昧な関係を続ける主人公・辻を、土村はその場しのぎで嘘をつき、無自覚に周囲に迷惑をかけるヒロインの浮世を演じる。共演には、宇野祥平、石橋けい、福永朱梨、忍成修吾、北村有起哉らが名を連ねる。

 退屈な日常を過ごしていた会社員の辻一路(森崎)はある夜、踏み切りで立ち往生していた葉山浮世(土村)の命を救う。そこから、不思議な雰囲気の浮世と辻の泥沼の関係が始まった。辻は分別のない行動をとる浮世を放っておけず、浮世を追ってさらなる深みにはまっていき、破滅への道を歩みだす…。

 予告編は、カンヌ国際映画祭選考委員会からの「間違いなく深田監督の最高傑作のひとつであり、今年のカンヌ作品の中で最も感動的な作品のひとつだ」との短評から始まり、主人公の辻が虚無感を抱えながら二股の恋愛を続ける場面が展開。続いて、辻が浮世を踏み切りで助けるシーンから不穏な雰囲気に一転し、2人が関係を深めていく様子がサスペンスタッチで映し出されていく。

 「こいつといると、とんでもない目に遭わされるんだ。僕みたいにね」「1度でも抱いたら、地獄を見ますよ」と語る周囲の男たち。「私は今まで、私のことを受け入れてくれる人が、私の愛すべき人なんだってずっと勘違いしていました」と沈痛な表情で語る浮世。最後は、「頭の中で、少し前から警報が鳴り続けているんです。彼女は今踏み切りの中にいます。早く助けないと」という辻の意味深な言葉で締めくくられている。

 深田監督がこだわったというポスタービジュアルは、森崎と土村の2ショットに 「ふたりなら堕ちても」というキャッチコピーを添えたもの。さらに、2人の周囲には「共感度0.1%」「本気度合いがハンパなくて冷や汗」「メンタルが削られる」など、ドラマ放送時にSNSに寄せられたたくさんの反響がびっしりとレイアウトされている。

 主演の森崎は、映画版について「約4時間という長尺ではありますが、目が離せないほどの共感度0.1%の内容なので、一つ一つの場面に心の中で突っ込みながら劇場でご覧頂ければと思います」とコメント。深田監督は「映像と音声をチェックしながら、4時間を経てのラストシーンに駆ける森崎さんと土村さんの必死な姿にしみじみ感動しました。ドラマ版に始まり見飽きるぐらい見ている自分がいまだに感動できるのだから、これはどうやら本物です。早くみんなに見て欲しい」と出来に自信をのぞかせている。

 映画『本気のしるし<劇場版>』は10月9日より全国順次公開。

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