最恐のネット都市伝説を題材に映画化『真・鮫島事件』公開決定 主演は武田玲奈

「鮫島事件」と呼ばれる都市伝説を題材にした、女優・武田玲奈主演のホラー映画『真・鮫島事件』が、11月27日より全国公開されることが決定。併せて特報が公開された。
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本作は、「事件の内容を知ると消されるが、真相は分からない」といううわさ話の恐怖が、リモート部活会という昨今一般化したオンラインをベースに広がり、家と外で同時に巻き起こるパニック・オリジナルホラー。メガホンを取るのは永江二朗監督で、本作のオリジナル脚本も手掛けた。
「鮫島事件」とは、「2ちゃんねる」から広がった都市伝説で、その事件の真相は誰も知らないと言われている。なぜなら「事件の内容を知ると消される」ため、真相にはたどり着けないからという。
その日、佐々木菜奈(武田)は、高校時代の同級生たちと毎年恒例の部活会をリモートで開催した。仲間の一人、あゆみが連絡もなしに参加してこない。しばらくするとあゆみの彼氏、匠が画面に映り、菜奈たちを怒鳴りつける。「お前らか!一緒に行ったのは…!お前らのせいで、あゆみは…!!」。そう言って、あゆみの部屋を映す。そこには壮絶な死に顔の、絶命したあゆみの姿があった。「あゆみが言ったんだ。呪いで殺されるって…。呪いってなんだよ。あの話って一体なんなんだよ…!」。すると、匠のいる部屋の扉を叩く音がする。扉を開ける匠。扉の先は…。
ようやく裕貴、鈴が重い口をひらいた。20年以上前に「2ちゃんねる」ではやった「鮫島事件」という平成ネット史最大の闇と言われる都市伝説があり、「鮫島事件」の真相に触れた者は必ず呪われて死ぬとされていること。さまざまな説がある中で、発祥とされる廃虚に3人で行ったこと。その時からあゆみの様子がおかしかったこと。「鮫島事件の呪い」を渡され、パニックに陥る菜奈たち。呪いが伝染し、死へのカウントダウンが始まる―。
過去、『人狼ゲーム インフェルノ』などに出演経験を持つ主演の武田は「ホラーの映画作品に参加させていただくのは久しぶりでしたし、永江監督と色々とお話をさせていただきながら、作品と役と向き合い作っていきました! 特殊な撮影方法で少し戸惑いもありましたが、監督、周りのスタッフさんに支えていただきながら無事撮影を終えることが出来ました!」と報告。
永江監督は「『鮫島事件』は平成ネット史上最大の闇といわれる最恐のネット都市伝説です。私は過去2度にわたり『鮫島事件』を実写化してきましたが、SNSが絶大な影響力を及ぼす現在にこそ『鮫島事件』の本当の恐怖を描けるのではないかと感じました」としている。
特報は、誰もいない家の中のさまざまな箇所を映し出す映像に「きのう3人でヤバい所行ったらしくて」「だってあれはただのオカルト」「まさか、あの話って本当に…」「とにかく警察電話しろよ」といった切迫感のある男女の会話が重なり、最後は菜奈(武田)の「鮫島事件って何?」という声で締めくくられている。
映画『真・鮫島事件』は11月27日より全国公開。