桑野信義の息子・桑野将春、月9『監察医 朝顔』出演 実は前シーズンにも登場

女優の上野樹里が主演を務める、11月2日スタートの月9ドラマ『監察医 朝顔』第2シーズン(フジテレビ系)に、ミュージシャン・タレントの桑野信義の息子で俳優の桑野将春が刑事役でレギュラー出演することが発表された。すでに第1シーズンで、不良少年役と刑事役でしばしば登場していた桑野は、今回の出演決定について「とても嬉しいです!またこの作品に携われると聞いた時は凄くワクワクしました!」と喜びを語っている。
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2019年7月期に放送された第1シーズンでは、東日本大震災により母が行方不明となった経験を持つ法医学者・万木朝顔(上野)が、父のベテラン刑事・万木平(時任三郎)や夫の桑原真也(風間俊介)とともに、懸命に遺体と向き合う姿を描いた。
第2シーズンは、月9ドラマとしては33年の歴史の中で初めての2クール連続放送となり、第1シーズンよりも多様な事故や事件を扱っていく。当初、2020年夏&秋を予定していたが、新型コロナウイルスの影響で、2020年秋&2021年冬に変更。東日本大震災を背景に描いた本作が、震災から10年の節目となる来年まで放送されることになる。
本作で桑野が演じるのは、朝顔の父・平(時任)が勤務する神奈川県の野毛山署強行犯係に所属する刑事役。実は桑野は、すでに本作の第1シーズンでテレビドラマデビューを果たしている。第1話の冒頭、初めて野毛山署強行犯係を訪れた平の傍らで、「離せ、クソババア!」と悪態をつきながら少年係の鈴木真紀(伊藤真奈美)に連れられていた不良少年を演じていたのが桑野。しかも、その不良少年は、その後改心して刑事になり、5年後には野毛山署強行犯係で働いていた…という設定が物語の裏に隠されていた。
実際に、第5話のラストから5年が経過した設定の第6話からは、野毛山署強行犯係に、桑野演じる刑事がしばしば登場。第2シーズンでは、前シーズンよりもしっかりと野毛山署強行犯係の面々にフォーカスを当てていくため、桑野が演じる刑事も、きちんと野毛山署強行犯係のメンバーの1人として、基本的には毎話登場していく。
桑野は、第1シーズンについて「初めてセリフを頂いたドラマがこの作品でした。また地上波のドラマという事もあり出演シーンは一瞬でしたが、ものすごく反響はありました」と振り返る。特に印象に残っている場面を聞かれると「第1シーズンの5話です。セリフはなかったんですけど、不良少年が更正して、お世話になった女性警察官の結婚式に出席して号泣しているシーンです。このシーンがなければ、刑事にはなっていなかったのかな」とコメント。
現在撮影中のシーズン2については「記憶に残る作品にできるようキャスト、スタッフの皆さんと一丸となって誠心誠意努めてまいりますので、是非!『監察医 朝顔』の今後、並びに桑野将春にご注目ください!」とメッセージ。最後は、自身の今後について「俳優という職業を通して、様々な方に影響力を与えられるような人間になります。縁と感謝、笑顔を常に大切にする役者でいる事が目標です」と真摯に語った。
月9ドラマ『監察医 朝顔』第2シーズンは、フジテレビ系にて11月2日より毎週月曜21時放送。