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<欅坂46 THE LAST LIVE 1日目>「不協和音」「黒い羊」全17曲をノンストップ “欅の世界観”で見せる

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 続いて始まったのは齋藤冬優花の回想。メインステージ下に設けられた空間でただ一人、左右や天井に映し出された加入当初の映像と共に立ちすくむ彼女が過去に発言した「好きなんだと思います、単純に。メンバーとかグループが。すごい奇跡だと思います」というコメントと共に背後から来たメンバーと合流し「I’m out」を披露。クールな曲調のダンスナンバー「Nobody」へと続いた。

 そこからみたび回想VTRが流れ、次に歴史を振り返ったのは、この「THE LAST LIVE」でグループ卒業を発表している佐藤詩織。スクリーンをバックに立ちながらうっすらと涙を流していたかのように見えた彼女の元へメンバーが集まり、披露したのは「東京タワーはどこから見える?」。ライブの定番曲の1つである「避雷針」ではステージ前方に火柱が吹き上げていた。

 その後、暗転して客席が見えなくなった場内を青いレーザービームの光がしばらく貫いていたのち、爆発音と共にスタートしたのはグループを象徴する「不協和音」。キャプテン・菅井友香をセンターに据えたグループは、シングルリリース当時と同様の衣装を着てパフォーマンスを披露し、曲中では菅井、田村保乃が「僕は嫌だ!」と地面を震わせるかのように叫んだ。

 メンバーの回想は続き、次にVTRが流れたのは渡辺梨加。加入当時に自分たちのあいさつをひたむきに練習する彼女の姿も写り、そこから披露したのはしっとりとした「キミガイナイ」。客席に置かれたさまざまなセットへ散らばったメンバーたちによる「君をもう探さない」へと続き、幻想的な1曲「もう森へ帰ろうか?」では、曲の終盤で上村がワイヤーで釣られながらフワフワと浮かび上がる演出で見せた。

 そして、公演も残るはラスト1曲に。この日最後に歴史を振り返ったのは小林で、公演中に披露した「渋谷川」のインストゥルメンタルを受けながら誰もいない客席の中央でたたずむ彼女の元に、メンバーたちが四方から合流して寄り添う。

 グループのラストを翌日に控える中で最後に披露したのは「黒い羊」。彼岸花を手にしてセンターを務めた小林が、曲中のフレーズ「全部 僕のせいだ」で声を震わせながら詰まらせる一幕もあったが、メンバーたちはこん身のパフォーマンスを披露。最後、メインステージへただ一人残った小林の右手に、渡邉が左手を差し伸べて引っ張り、全員がステージを跡にした。

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