原作・曽根圭介の犯罪小説を韓国豪華キャストで映画化『藁にもすがる獣たち』来年公開
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作家・曽根圭介による犯罪小説を韓国で映画化した『藁（わら）にもすがる獣たち』が、2021年2月19日より日本で全国公開されることが決定。併せて本国版アートワークが解禁された。
【写真】マ・ドンソク主演『悪人伝』フォトギャラリー
本作は、金に取りつかれ、欲望をむき出しにした人々が激しくぶつかり合う様を描いた同名小説（講談社文庫）を、マ・ドンソク主演で日本でも好評を博した『犯罪都市』『悪人伝』の製作陣により映画化したクライムサスペンス。本国では興行収入ランキング初登場第1位を記録した。
自らの過去を清算しようとする女に、『シークレット・サンシャイン』で第60回カンヌ映画祭主演女優賞に輝くチョン・ドヨン。恋人が残した借金に苦しむ男に『アシュラ』『私の頭の中の消しゴム』のチョン・ウソン。大金の入ったバッグを拾った男を『スウィンダラーズ』のペ・ソンウが演じる。
このほか、『王宮の夜鬼』のチョン・マンシク、『MASTER／マスター』のチン・ギョン、『コンフィデンシャル／共助』のシン・ヒョンビン、『感染家族』のチョン・ガラム、さらに『ハウスメイド』で国内の賞を総なめにし、A24が手掛ける最新作『MINARI（原題）』でハリウッドデビューを果たした国民的女優ユン・ヨジョンら、韓国映画界を代表するキャスト陣が集結した。
失踪した恋人が残した多額の借金を抱えて金融業者からの取り立てに追われるテヨン、暗い過去を清算して新たな人生を歩もうとするヨンヒ、事業に失敗してアルバイトで必死に生計を立てているジュンマン、借金のために家庭が崩壊したミラン。ある日、ジュンマンが勤め先のロッカーの中に忘れ物のバッグを発見する。中には10億ウォンもの大金が入っていた。地獄から抜け出すため、わらにもすがりたい、欲望に駆られた獣たちの運命は―。
映画『藁にもすがる獣たち』は、2021年2月19日より全国公開。
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