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『JUNO/ジュノ』エレン・ペイジがトランスジェンダーをカミングアウト

セレブ&ゴシップ

エレン・ペイジ、トランスジェンダーであることを告白
エレン・ペイジ、トランスジェンダーであることを告白(C)AFLO

 映画『JUNO/ジュノ』でアカデミー賞にノミネートされ、Netflixの『アンブレラ・アカデミー』などに出演するエレン・ペイジが、現地時間の12月1日にツイッターにて声明を発表し、トランスジェンダーであるとカミングアウト。名前を「エリオット・ペイジ」とし、自身を指す代名詞を、男性を表す「He」、もしくはジェンダーニュートラルな「They」とすると明らかにした。

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 声明文では、「この過程をサポートしてくれた人々に対し、感謝の気持ちであふれています。やっと、本来の自分自身を追い求めることができる程に、自分を愛せるようになった事は、どんなに素晴らしい気持ちか言葉では表現できません」と書かれ、カミングアウトをするに至ったことをうれしく思い、サポートしてくれた人々や、トランスジェンダーのコミュニティへの感謝が綴られている。

 続けて、「同時に、皆さんにはしばらくお待ちいただきたいと思います。この喜びは本当ですが、同時に脆くもあります」とし、プライバシーの侵害や憎悪、ジョークの対象になることや暴力を恐れていると明かしている。

 「2020年だけでも、少なくとも40人ものトランスジェンダーの人々が殺害されました。そのほとんどが黒人かラテン系のトランス女性です」と具体例を挙げてトランスジェンダーの人々が置かれた厳しい状況に触れ、トランスジェンダーの存在を否定し、ヘルスケアを禁止する政治家や、トランスジェンダーのコミュニティを攻撃するインフルエンサーを非難した。

 「トランスジェンダーの自分が好きです。クィアの自分が好きです。自分を認めて本来の自分であることは、夢を持ち、心が成長し、成功に繋がります。日々、嫌がらせや自己嫌悪、虐待や暴力の驚異に晒されているトランスジェンダーの皆さん、わたしにはあなたの存在がわかります。あなたを愛しています。そして、この世界をより良くするために、出来ることは全てやるつもりです。読んでくださりありがとう。愛をこめて。エリオット」と締めている。

 エレンはカナダ出身で、『JUNO/ジュノ』のほか、『X‐MEN: ファイナル ディシジョン』や『インセプション』、『フラットライナーズ』、ドラマ『メリー・アン・シングルトンの物語』などに出演。プライベートでは、2018年にカナダ人女性ダンサーのエマ・ポートナーと結婚している。

 今回のカミングアウトに、現在出演中のドラマ『アンブレラ・アカデミー』は、ツイッターにてサポートを表明。Netflixも同じくツイッターにてサポートを表明し、シーズン3へも変わらず出演することを公表している。

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