『チャーリーとチョコレート工場』前日譚『Wonka』始動! 2023年公開予定

ロアルド・ダールの児童小説『チャーリーとチョコレート工場』の前日譚が、タイトルを『Wonka(原題)』として製作され、2023年に公開されることが明らかになった。Varietyなどメディアが報じている。
【写真】ティム・バートン×ジョニー・デップ『チャーリーとチョコレート工場』フォトギャラリー
本作はすでに何年もの間検討されてきたが、ここに来てついに始動。ワーナーブラザースは、2023年3月17日の公開を目指し、すぐにもキャスティングを開始するという。
『サタデー・ナイト・ライブ!』でライターを務めたサイモン・リッチの脚本を基に、『ハリー・ポッター』シリーズや『パディントン』シリーズを手掛けたデヴィッド・ハイマンが、プロデュースを担当。同じく『パディントン』シリーズのポール・キングが監督を務め、サイモン・ファーナビーが共同脚本として参加する。
タイトルの「Wonka(ウォンカ)」は、『チャーリーとチョコレート工場』に登場するチョコレート工場の工場長。1971年の『夢のチョコレート工場』ではジーン・ワイルダーが演じ、その後2005年にティム・バートン監督がリブートした『チャーリーとチョコレート工場』では、ジョニー・デップが演じている。後に演じたジョニー版の方が、すこしダークなキャラクターとして描かれた。
内容については明らかにされていないものの、工場長になる前の若きウィリー・ウォンカについて描かれるようだ。バートン版のウォンカの父は、甘いお菓子を忌み嫌う歯科医として描かれたが、これが踏襲されるかは不明。
『チャーリーとチョコレート工場』については、『ジョジョ・ラビット』のタイカ・ワイティティ監督がNetflixでアニメーションシリーズを手掛けることも発表されている。