松坂桃李主演『孤狼の血 LEVEL2』8.20公開決定 鈴木亮平、西野七瀬らキャスト解禁
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第42回日本アカデミー賞をはじめ数々の映画賞を受賞した白石和彌監督作『孤狼の血』（2018）の続編のタイトルが『孤狼の血 LEVEL2』に決定し、8月20日より公開されることが発表された。併せて、主演の松坂桃李ほか、鈴木亮平、西野七瀬、斎藤工らキャストも解禁された。
【写真】今後発表されるキャスト陣のヒントも 『孤狼の血 LEVEL2』キャスト陣21名
前作に引き続き白石監督がメガホンをとる本作は、原作シリーズでは描かれていない完全オリジナルストーリー。舞台は前作から3年後。広島の架空都市・呉原市の裏社会を治めていた伝説の刑事・大上章吾（役所広司）亡き後、その遺志を受け継いだ若き刑事・日岡秀一の“その後”の姿を描く。権力を用い、暴力組織を取り仕切っていた日岡だったが、出所してきたたった一人の“悪魔”によって事態は急転していく…。
日岡役は、前作から引き続き松坂が演じる。本作に出演するにあたり松坂は、前作を超える作品をつくっていくという熱い思いを語り、髪をバッサリ切って現場に臨んだ。劇中では建物3階から飛び降りるスタントや、カーアクションにも挑戦。成長した日岡の活躍に期待が高まる。
そんな日岡の前に立ちはだかる“悪魔”の男、上林組組長・上林成浩役を演じるのは鈴木亮平。五十子会（いらこかい）の若中である上林は、刑務所出所後に、五十子会上林組を立ち上げ日岡と対峙する。鈴木は上林のキャラクターを表現するため徹底的に役に入り込み、劇中で圧倒的存在感を発揮。日岡と上林の間でどのような物語が展開されるのか要注目だ。
そのほか、日岡のスパイとして上林組に潜り込む近田幸太（通称：チンタ）役を演じるのは村上虹郎。チンタの姉であり、スタンド「華」のママ・近田真緒役は西野七瀬。西野はスナックのママを演じるにあたり、地毛を明るく染めて本作に参加した。さらに、呉原市の暴力団・尾谷組の組員・花田優を早乙女太一、若頭・橘雄馬を斎藤工が演じ、前作以上に危険で、武闘派の尾谷組が物語に更なる刺激を与える。また、殺人事件を日岡と共に捜査することになる広島県警本部捜査一課の刑事・瀬島孝之役は中村梅雀。そして、広島仁正会という巨大組織を治める会長・綿船陽三役は吉田鋼太郎が演じる。
撮影後、日岡役の松坂は「キャストやスタッフ全員で、前作を超えるものにする、という熱量を各々が抱いて現場に臨んでいたと思います。コロナ禍の中での撮影で様々な制約があったり、前作以上の激しいアクションに思わず『僕はトム・クルーズじゃないんだから』となりましたが（笑）、今の自分にできうることは精一杯やりきれたので悔いはないです」とコメント。
上林を演じた鈴木は「続編ということに非常にプレッシャーを感じましたが、脚本を読んで、“これはお受けしないわけにはいかない”と強く感じ、挑戦することを決心しました。松坂さんが主役として中心にいてくれるからこそ、本作から参加する私も、思う存分好き勝手に暴れることができました」と語っている。
今回発表された出演者のコメント全文は以下の通り。
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