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松本まりか、連ドラ初主演 “いくつもの素顔”をもつ女に挑む

ドラマ

『WOWOWオリジナルドラマ 向こうの果て』主演・池松律子役を務める松本まりか
『WOWOWオリジナルドラマ 向こうの果て』主演・池松律子役を務める松本まりか(C)WOWOW

 女優の松本まりかが、5月14日スタートの『WOWOWオリジナルドラマ 向こうの果て』(WOWOWプライム/毎週金曜23時)で、連続ドラマ初主演を務めることがわかった。本作で松本は、夜叉のような女、娼婦のような女、太陽のような女など、“いくつもの素顔”をもつ女に挑む。

【写真】連続ドラマ初主演を務める松本まりか

 本作は、ドラマ、舞台、小説の3つのコンテンツで展開されるオリジナルシナリオの連動プロジェクト。ドラマ、舞台、小説ともにアレンジが加えられるため、それぞれ一味違った物語となる。ドラマ版、舞台版の脚本と小説を書き下ろすのは、劇団・ゴツプロ!の座付き作家でもある脚本家・竹田新。

 ドラマ版の舞台は、昭和60年の東京。痴情のもつれから、アパートの一室で放火殺人が発生する。逮捕された池松律子(松本)と、死亡した小説家・君塚公平は幼なじみだった。事件を担当する検事・津田口の取り調べにも、どこか浮遊しているような態度でするりとかわしていく律子。津田口は事件の真相を追って、これまでに律子と関わってきた人物たちと接触し始める。

 次第に明らかになってくる律子の数奇な人生と、彼女を取り巻く男たちの姿。しかし、彼らが口々に証言する律子の印象は、すべてがバラバラであった。津田口は事件を深追いするほどに、徐々に律子という人物そのものに傾倒していく。

 やがて津田口は、律子と公平が幼少期を過ごした昭和30年代の青森・津軽に、この殺人事件の真相を解くカギがあるとにらみ始める。律子と公平の父親たちが津軽民謡の同じ一座で活動していたこと、そして、そこで起こったある事件。律子はなぜ公平を殺したのか。2人の過去に一体何があったのか。すべての真相が明らかになるとき、閉ざされていた因縁が解き放たれる。

 監督を務めるのは、第44回日本アカデミー賞9部門受賞で注目を集める映画『ミッドナイトスワン』(2020)をはじめ、Netflixオリジナルシリーズ『全裸監督』(2019)、映画『下衆の愛』(2016)など話題作を手掛けてきた内田英治。律子を取り巻く男たちを演じるキャストは、今後発表される。

 松本は、連ドラ初主演について「もちろん、連続ドラマ初主演というのは、普通に考えたら嬉しくて喜ぶべきことですよね。ただ、今は主演ということ以上に、作品の大きさを感じています」とコメント。本作については「台本を読んでみると、体が疼き、自分の細胞が目を覚ましていくような感覚でした。こういう作品をやってみたかったですし、ずっと求めていたような作品です」と語っている。

 今回併せて解禁されたキャラクタービジュアルは、どこか無垢(むく)で危うい律子の内面と、そこからにじみ出る陰の部分を印象的に表現している。

 なお、舞台版はゴツプロ!が手掛け、4月23日より東京・下北沢の本多劇場にて上演予定。同劇団はこれまで男性キャストのみで公演を行ってきたが、本作舞台版では初の女性キャストとして、小泉今日子が主人公・律子役でゲスト出演することが決定している。小説は4月に幻冬舎より発売予定。

 『WOWOWオリジナルドラマ 向こうの果て』は、WOWOWプライムにて5月14日より毎週金曜23時放送。全8話。

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