『おちょやん』百久利、殴られても千之助に涙の反抗 「よく言った!」と称賛の声

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杉咲花が主演を務めるNHK連続テレビ小説『おちょやん』(NHK総合/月曜~土曜8時ほか)第14週「兄弟喧嘩(げんか)」(第68回)が10日に放送され、鶴亀家庭劇の座員・須賀廼家百久利(坂口涼太郎)が兄貴分の千之助(星田英利)に殴られても反抗する姿に、ネット上には「よく言った!」「百久利の株が爆上がり」といった反響が寄せられた。
【写真】ドラマや映画で独特の存在感を見せる坂口涼太郎
万太郎(板尾創路)に勝つために自ら台本を書いた千之助だったが、その独りよがりな内容に鶴亀家庭劇の座員たちからの評判は芳しくない。そんな中、常に千之助を味方し慕い続けてきた弟分の百久利までもが、千之助の台本を批判する。激高した千之助は百久利の胸ぐらをつかみ「もういっぺん言うてみぃ」とすごむものの、百久利は怯えながらも真剣な表情で「何べんでも言います。俺もあのホンは面白ない思います」と訴える。
これまで千之助の腰巾着のように付いてきていた百久利が兄貴分の千之助に決死の反抗をすると、ネット上には「百久利よく言った!」「見直したよ」「百久利かっこいいぞ!」などの称賛が相次いだ。
百久利を威嚇するように千之助は「お前に何がわかるんじゃい…」とつぶやく。すると百久利は意を決して「わかるわぁ!」と声を上げると、涙ながらに「ずっと千さんと一緒におったんや…今までかて確かにむちゃくちゃとこあったけど、気持ち込もってておもろかった…こないなんでは万太郎には到底勝たれへんわぁ!」と本音をぶつける。
これまで千之助を兄貴分として慕い尊敬してきた百久利の真摯(しんし)な言葉と姿に、ネット上には「どんなに言うの辛かったかと思うと泣けてくる」「百久利の株が爆上がり」「そんな芯のあるやつだとは思ってなかった」といった声も集まっていた。