林原めぐみ主演『月とライカと吸血姫』年内TVアニメ化 共演に内山昂輝、日野聡ら
牧野圭祐による小説『月とライカと吸血姫(ノスフェラトゥ)』(小学館「ガガガ文庫」にて2016年12月より刊行中)が本年テレビアニメ化されることが決まった。主人公の吸血鬼の少女イリナ・ルミネスク役を林原めぐみ、彼女を訓練する宇宙飛行士候補生の青年レフ・レプス役を内山昂輝が務める。
【動画】林原めぐみ主演『月とライカと吸血姫』ティザーPV
本作は、架空の超大国間の宇宙開発競争のさなか、有人飛行実験のために連れられた吸血鬼の少女と、ある理由から宇宙飛行士候補を落第した青年の2人が共に宇宙を目指す姿を描く。監督は横山彰利、シリーズ構成を原作者の牧野が務め、キャラクターデザインを加藤裕美、美術監督を金子雄司が担当する。制作はアルボアニメーション。
声優キャストは、イリナ・ルミネスク役の林原、レフ・レプス役の内山のほか、ミハイル・ヤシン役で日野聡、ローザ・プレヴィツカヤ役で小松未可子、アーニャ・シモニャン役で木野日菜が出演する。
世界大戦の終結後、世界を二分する超大国、東のツィルニトラ共和国連邦、西のアーナック連合王国は、その領土的野心を宇宙へと向けた。両国は激烈な開発競争を繰り広げ、そして東歴1960年、共和国連邦最高指導者ゲルギエフは、成功すれば人類初の快挙となる有人宇宙飛行計画「ミェチタ(夢)計画」を発令する。
そんな折、宇宙飛行士候補生の補欠レフ・レプスは、有人飛行に先立つ実験として吸血鬼を飛ばす「ノスフェラトゥ計画」の極秘任務を命じられる。内容は、実験体の吸血鬼イリナ・ルミネスクを24時間監視し、訓練で鍛えろというもの。レフとイリナ、人間と吸血鬼、監視役と実験体。種族の壁や国家のエゴに巻き込まれながらも、宇宙への純粋な思いを共有する2人は共に宇宙を目指す。
ティザービジュアル&ティザーPVも解禁された。ティザーPVでは、林原が演じるイリナが「この星を出て、月に行く。それが私の夢だから」と、空を見上げるシーンからスタート。その後は人類初の宇宙飛行士に選ばれたイリナ、監視役のレフをはじめ、メインキャラクターが次々と登場する。
3月27日にオンライン開催される「AnimeJapan 2021」にて、「ガガガ文庫新作アニメ発表会!TVアニメ『月とライカと吸血姫』スペシャルステージ」の配信も決まった。ゲストとして内山、日野、小松、木野のキャスト4人が登場し、作品に関するトークと最新情報をいち早く届ける。
テレビアニメ『月とライカと吸血姫』は2021年放送。