『おちょやん』テルヲ、千代に涙のざんげ「ほんまにすまんかった」 視聴者も涙

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杉咲花が主演を務めるNHK連続テレビ小説『おちょやん』(NHK総合/月曜~土曜8時ほか)の第15週「うちは幸せになんで」(第74回)が18日に放送され、余命わずかなテルヲ(トータス松本)が千代に、これまでの悪行を涙ながらに懺悔(ざんげ)。視聴者から「朝から号泣…」「本当にズルい」といった声が上がった。
【写真】暴力沙汰を起こしてしまうテルヲ(トータス松本) 『おちょやん』第74回より
鶴亀家庭劇が、稽古場で東京の演劇雑誌から取材を受けている最中、稽古場の外ではテルヲと借金取りたちの口論が暴力沙汰に発展。駆けつけた警察に連行されるテルヲに声を掛けた千代だったが、テルヲは迷惑を掛けまいと他人のふりをする。
後日、千代は留置場にテルヲの面会に訪れる。仕切りを隔てて向かい合ったテルヲに、千代は「ウチはずっとアンタを恨み続ける…よう覚えとき。それだけ言いに来たんや」と告げる。立ち去ろうとする千代を「最後に一言だけ言わしてくれるか?」と呼び止めたテルヲは「ワイとサエの元に生まれてきてくれて…ほんまおおきにな」と伝える。
そこからテルヲは、千代が生まれた時の喜びや千代を奉公へ出したことへの後悔を語る。「今までワイのしてきたことほんまにすまんかった…」と頭を下げるテルヲ。ヨシヲへの謝罪も口にし「せめてお前ら2人はまた…」と姉弟で暮らすよう提案しようとする。その時、涙を流し続ける千代の怒りが爆発し「できんねやったらそないしたかった! けどでけへんかった!」とぶつける。
テルヲの懺悔と、それを受け止められない千代の壮絶な涙のやり取りに、ネット上には「千代ちゃんが可哀想で泣いています」「涙が止まらない…」「朝から号泣…」などの声が集まった。また死を間近にして自身の悪行にようやく向き合ったテルヲに対して「一生かかっても許せるわけない。つらすぎるでしょ…」「今更言われてもなぁ」「最期に泣きながら謝って後悔してるって言うの本当にズルい」といったコメントも相次いでいた。