土屋太鳳&福原遥&工藤阿須加ら、今秋公開アニメ『アイの歌声を聴かせて』出演決定
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アニメ映画『アイの歌声を聴かせて』の公開時期が今秋に決定。声優キャストとして、女優の土屋太鳳、福原遥、俳優の工藤阿須加と、声優の興津和幸、小松未可子、日野聡の出演が発表された。土屋は劇中で歌も披露する。
【動画】土屋太鳳の歌声が伸びやかに響く 『アイの歌声を聴かせて』特報2
本作は、転校生シオンと真面目少女サトミの、友情と歌でつながる絆を描くハートフルストーリー。『サカサマのパテマ』『イヴの時間』を手掛けた吉浦康裕が原作・監督・脚本を兼任。脚本は大河内一楼も共同担当する。
土屋太鳳が演じるのは、学力優秀でスポーツ万能な転校生シオン。ことあるごとにミュージカル調に歌いだす変わった性格だが、明るい人柄で、すぐにクラスの人気者に。孤立しているクラスメイトのサトミを歌で幸せにしようとする。
2017年に公開されたカナダとフランスの合作アニメーション映画『フェリシーと夢のトウシューズ』で主人公フェリシーの声を務めた土屋は、日本のオリジナルアニメーション映画に声優として出演するのは初。解禁された特報では、伸びやかで透明感のある歌声も披露している。
土屋は「主人公のシオンは、相手がどうすれば幸せになるのかを気遣う優しさも持っていて、素敵な子だと思います。私自身にとって大切な役になるだろうという予感がありました。だから選んでいただけたときは嬉しい気持ちでいっぱいでした」と話す。
福原遥が演じるのは、シオンが転校してきたクラスのクラスメイト・サトミ。真面目でまっすぐな性格で、母子家庭で家事もこなす母親思いの高校生だ。人一倍しっかりしているが、本心を見せるのが苦手。ある事をきっかけに学校では孤立してしまっている。
役どころについて福原は「サトミは正義感が強くて真面目でしっかり者で…『どストレート』に生きている女の子です。その強さゆえに一見冷たいように思えてしまうかもしれませんが、本当は優しい子です」と説明。また、「土屋さんがシオンの優しさが胸に染みわたるような歌声を披露されているので、ぜひ注目してほしいです」とコメントしている。
工藤阿須加が演じるのは、サトミの幼なじみで機械マニアのトウマ。ひそかにサトミに好意を抱き続けているが、一歩踏み出せないでいる。
声優初挑戦となる工藤は「僕はアニメが大好きで、役者の道を目指すときには『いつか声の仕事にもチャレンジしたい』という気持ちがあったので、初めてアニメに携われるということに興奮しました」と喜びを語った。
映画『アイの歌声を聴かせて』は今秋全国公開。