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松重豊「まだ信じられない」戦友・大杉漣さんに思い馳せる

映画

映画『バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画を作ったら~』初日舞台あいさつに登場した松重豊
映画『バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画を作ったら~』初日舞台あいさつに登場した松重豊 クランクイン!

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 俳優の松重豊が9日、都内で実施された映画『バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画を作ったら~』の初日舞台あいさつに遠藤憲一、田口トモロヲ、光石研らと共に登壇。同シリーズで共演した大杉漣さんが亡くなって約3年経つが「まだどこかで信じられない気持ちがある」と胸の内を明かした。

【写真】松重豊、遠藤憲一ら名脇役が集合 映画『バイプレイヤーズ』初日舞台あいさつの様子

 本作は、テレビ東京系列の深夜ドラマ『バイプレイヤーズ』シリーズの劇場版。富士山の麓の撮影所「バイプレウッド」で、100人の役者が出演する自主映画を撮影する際に巻き起こる騒動を活写する。

 大勢の観客を前に松重は「テレビでやっている最中に大杉漣さんという人が、僕らの前から突然いなくなった。にわかに信じられなかった」と回顧。「3年経つけど、まだどこかで信じられない気持ちがある。お葬式のときですらも、祭壇の裏から『みんな、驚かしてごめんね』と言って出てくるんじゃないかとずっと思っていた。今日も、スクリーンの裏に待機していて、皆を驚かせてやろうと、お茶目な大杉さんがいる感覚がずっと抜けない」と心境を告白。

 次いで「日本中の206館のスクリーンで上映されるということで、そこに206の大杉さんがスクリーンの裏で待機していると思う。日本中のスクリーンの裏で、(観客の)みなさんが喜ぶ姿を見ているのではないか」とほほ笑んだ。

 遠藤は「30代のときに、光石さんと一緒に出た低予算の映画で、公開初日、単館系でお客さんがたった4人だった。うちらバイプレイヤーと呼ばれている人間たちは、過去に何かしら傷を持ちながら育ってきている」と言い、「これだけ綺麗な劇場で、これだけのキャストが来てくださって、本当に幸せを感じます。漣さんも、それなりに傷つきながらがんばって生きてきた人。今ビックリしていると思う」と感慨深げに語った。

 イベントにはメインキャスト4人のほか、濱田岳や柄本時生、菜々緒、高杉真宙、芳根京子、北香那、松居大悟監督、犬の風(ふう)も出席した。

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