吉岡里帆、マツコ・デラックスら『漁港の肉子ちゃん』出演 アフレコでさんまに「怒られた」

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アニメ映画『漁港の肉子ちゃん』の追加声優キャストとして、女優の吉岡里帆、タレントのマツコ・デラックスらの出演が発表された。
【写真】『漁港の肉子ちゃん』吉岡里帆らキャスト&キャラクタービジュアル
直木賞作家・西加奈子による同名ベストセラー小説をアニメ化する本作は、漁港の船に住む2人きりの母娘、肉子ちゃんとキクコの軌跡と成長を描く。原作小説にほれ込んだ明石家さんまが、劇場公開アニメ映画を初プロデュースした。監督は渡辺歩。キャラクターデザイン・総作画監督をスタジオジブリ一期生の小西賢一が務める。脚本は大島里美、アニメーション制作はSTUDIO4℃が手掛ける。
吉岡里帆が声を務めるのは、若かりし肉子ちゃんの親友“みう”。肉子とキクコの親子関係の秘密を握る重要な役どころだ。
吉岡は「さんまさんプロデュースにより、西加奈子さんの名作がアニメーション作品として瑞々しく劇場で公開される事、そしてそんな素敵な作品に一演者として参加出来る事、大変嬉しく思っています」とコメントしている。
マツコ・デラックスが演じるのは、肉子ちゃんが働く漁港に1軒ある焼肉屋「うおがし」の店内のテレビで放送される番組内の人気コーナー「驚異の霊媒師ダリシア、霊視スペシャル!」の霊媒師ダリシア役。
マツコは「久しぶりにアフレコをやらせていただいたので、珍しくすごく緊張しました。さんまさんが見てるし(笑)。さんまさんと一緒の時は、いかにボケるか?いかに面白いことを言うか? をずっと考えながらやってるじゃない? だからアフレコの現場でもずっと監督をイジったりとか、クセでやっちゃうのよ。で、怒られた、さんまさんに。『今日はまじめにやれ』って(笑)。だから、まじめにがんばりました」と話す。
さらに、肉子ちゃんが働く焼き肉屋の大将で、肉子ちゃんとキクコを家族のように見守るサッサン役を中村育二が演じるほか、山西惇、八十田勇一らベテラン俳優陣が参加する。
先日、声優オーディションで一般公募されたキクコの友達マリア役は、14歳の新人・石井いづみに決定。またマリア役には選ばれなかったが、オーディション参加者の中から本村玲奈、植野瑚子、原口紗綾の3名が本作に参加することも決まった。
アニメ映画『漁港の肉子ちゃん』は、6月11日より全国公開。