上白石萌音、朝ドラ撮影スタートで苦手な早起きに変化「私もいい朝を過ごさなきゃ」

女優の上白石萌音が13日、2021年度後期連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(NHK総合ほか)リモート取材会に出席。クランクインした撮影現場の雰囲気や撮影中の体調管理について語った。
【写真】朝ドラ『カムカムエヴリバディ』ヒロイン・上白石萌音
本作は、3人のヒロインが、母から娘へと戦前から令和まで物語をつなぐ3世代100年のファミリーストーリー。安子役を上白石、るい役を深津絵里、ひなた役を川栄李奈が演じる。上白石が演じる安子は、1925年3月22日、日本でラジオ放送が始まった日、岡山市内の商店街にある和菓子屋で生まれた女性。戦争の足音が近づく中、ラジオ英語講座と出会ったことで未来が開ける。
撮影がスタートして約3週間。朝ドラ初出演となる上白石は、「参加したくてたまらなかった作品に、ようやくクランクインすることができて、今は毎日現場に行くのがうれしくて仕方ないです」と笑顔を見せ、「この(撮影)チームは、器が大きくて、みんなが太陽のような明るさを持ったチームで、撮影初日からファミリー感がありました。そんな中で、安子として伸び伸びとお芝居をさせていただいています。プレッシャーもありますが、安子らしく自由に生きられたらと思います」とクランクインを迎えた心境を語った。
撮影が続く日々での体調管理について聞かれると、上白石は「ストレスを溜めないことです。眠いとか疲れたとか言っていこうと思います」とにっこり。早起きが苦手だという上白石だが、「朝ドラを撮影するようになってから、朝を大事にしたいという思いが強くなりました」と言い、「朝ドラを届けるなら、私もいい朝を過ごさなきゃと思って、朝シャキッと起きて、しっかり朝ごはんを食べて現場に行くのを大事にしています」と明かした。
今回の取材会には、上白石のほかに、制作統括の堀之内礼二郎も参加。堀之内は「本作で描かれている戦前と今の状況はすごく似ていて、例えば(戦前は)電力不足で飲食店の営業が8時までしか営業できなかったり、空襲があってイベントも自粛となったりしていました。なので、共感性を持って見られると思います。今だけじゃなくて、昔もあったんだ。でもそれを乗り越えて今があるということを感じてもらい、元気を得てもらいたい」と、この時代に放送することの意義について語った。
連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』は、NHK総合ほかにて2021年秋から放送。