ウィレム・デフォー大絶叫! 男達に一体何が起きたのか『ライトハウス』特報解禁
俳優のロバート・パティンソンとウィレム・デフォーが初共演するスリラー映画『ライトハウス』より、特報映像“what”篇が解禁。絶海の孤島でウィレム演じる灯台守がささいなことで激高し絶叫する、狂気の始まりを予感させる戦慄の映像が収められている。
【動画】ウィレム・デフォー大絶叫! 『ライトハウス』特報
本作は、謎めいた孤島にやって来た2人の灯台守が外界から遮断され、徐々に狂気と幻想に侵されていく様を恐ろしくも美しい映像で描くスリラー作品。『ムーンライト』『ミッドサマー』などで知られる制作・配給会社A24が製作し、第92回アカデミー賞撮影賞ノミネート、第72回カンヌ国際映画祭では国際映画批評家連盟賞を受賞するなど世界中の映画賞を席巻。北米ではA24の配給で公開され、わずか8スクリーンでスタートしたミニシアター系の映画としては異例の興行収入1000万ドル以上のヒットとなった。
監督を務めるのは、長編デビュー作『ウィッチ』がサンダンス映画祭で絶賛され、一躍スター監督へと躍進したロバート・エガース。少しずつ狂気の世界に足を踏み入れていく2人の灯台守を、“新バットマン”役に決定したロバート・パティンソンと名優ウィレム・デフォーがダブル主演で表現する。
1890年代、ニューイングランドの孤島に2人の灯台守がやって来る。彼らはこれから4週間にわたって、灯台と島の管理を行う仕事を任されていた。だが、年かさのベテラン、トーマス・ウェイク(ウィレム)と未経験の若者イーフレイム・ウィンズロー(ロバート)は、そりが合わずに初日から衝突を繰り返す。そんな険悪な雰囲気の中、やってきた嵐のせいで彼らは島に閉じ込められてしまう…。
特報映像は、灯台管理の仕事に就いた新参者イーフレイムが、古参のトーマスに前任者が辞めた理由について何気なく質問するところからスタート。トーマスは「灯りに魔法が宿ると信じてやがった、気が狂ったのさ」と真剣な表情で返答するが、イーフレイムは「ホラ話だ」と取り合わない。そんな彼の態度に「What?(何だと?)」と激昂し、みるみる恐ろしい形相へと変化していくトーマス。
止まない嵐の中、逃げ場のない絶海の孤島の小屋に閉じ込められたイーフレイムとトーマスは、「What?(何が?)」「What?(何?)」「What?(何だ?)」と非難の応酬を繰り広げ、最後はトーマスが「海神に叩き殺されるがいい」と絶叫。彼の尋常でない剣幕にイーフレイムは「分かった。お好きに」と降参する。“狂気”の始まりを予感させる、不穏な映像となっている。
映画『ライトハウス』は7月9日より全国公開。