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『女たち』倉科カナ、雨の中泣き崩れる魂の演技 場面カット7点解禁

映画

映画『女たち』場面写真
映画『女たち』場面写真(C)「女たち」製作委員会

関連 :

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倉科カナ

高畑淳子

奥山和由

 女優の篠原ゆき子主演映画『女たち』より、主人公の親友役を熱演する倉科カナを捉えた場面写真7点が解禁。激しい雨の中で泣き崩れる姿や、朗らかな笑顔を見せる姿などさまざまな表情を切り取ったものとなっている。

【写真】雨の中泣き崩れる倉科カナ 『女たち』場面写真

 本作は、バブル崩壊後の就職氷河期に直面した女性が、亡くなった親友の遺した養蜂園を継ぎ、自立していくまでを描くヒューマンドラマ。『浅田家!』『罪の声』『あのこは貴族』など近年出演作が相次ぐ篠原が主人公の美咲役を務め、美咲の親友・香織役に倉科、美咲の母・美津子役を高畑淳子が演じる。監督は、映画『ふゆの獣』の内田伸輝。『エリカ38』『海辺の映画館―キネマの玉手箱』の奥山和由が制作を手掛ける。

 とある山あいの小さな町。人生につまずき故郷にUターンした美咲は、半身不随の母・美津子の介護をしながら地域の学童保育所で働いている。美津子は夫の自死を受け入れられず、自身が半身不随になったこともすべて「うまくいかない娘」が招いた不幸だと美咲をなじり、罵詈雑言を浴びせ続ける。そんな息苦しい日々のオアシスは、美津子のホームヘルパーとして自宅を訪れる直樹との逢引きだった。

 そしてもうひとつ美咲が心のよりどころとしているのは、養蜂家として自立する親友・香織。マイペースに充実した人生を送っているように見える香織だが、実は彼女も人知れず心に深い闇を抱え、精神を患っていた。そしてある日、香織は突然命を絶つ。憧れの存在だった香織の死と直樹の裏切りによって、美咲の心のダムは決壊寸前を迎える…。

 今回解禁された倉科演じる香織の写真は、朗らかな笑顔で美咲と楽しそうに会話する場面や、豪雨の中で泣き崩れる死の直前となる姿を切り取ったもの。そのほか、「これでも必死に生きてきたんやで。毎日毎日必死に、ミツバチみたいに生きてきたんやで」と、泣き笑いの表情で妹に電話で訴える印象的なシーン、安らかな顔で亡くなっている衝撃の場面なども収めている。

 雨の中泣き崩れ、安らかな顔で亡くなった香織に一体何が起きたのか。香織を演じた倉科は「生きることはとても苦しいけれど、泥臭く踏ん張って生きていくしかないんだな。とこの映画に関わって思いました。観てくださる方がどう感じるかは分かりませんが、ぜひたくさんの方に観て頂いて、もし良ければ感想など聞けたら嬉しいです」とコメントを寄せている。

 映画『女たち』は6月1日より全国公開。

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