中村倫也、劇団☆新感線と5年ぶりタッグ 安倍晴明役で吉岡里帆&向井理と共演
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俳優の中村倫也が、劇団☆新感線の41周年興行秋公演となる、いのうえ歌舞伎『狐晴明九尾狩(きつねせいめいきゅうびがり)』で主演を務め、女優の吉岡里帆、俳優の向井理と共演することがわかった。中村が劇団☆新感線の舞台に参加するのは5年ぶりで、吉岡は初、向井は4年ぶりの参加となる。
【写真】いのうえ歌舞伎『狐晴明九尾狩(きつねせいめいきゅうびがり)』ロゴビジュアル
本作は、劇団☆新感線主宰・いのうえひでのり演出、中島かずき描き下ろしによる伝奇時代劇。これまでに数多くの作品が生み出されてきた安倍晴明を題材に、晴明伝説にひと味もふた味もスパイスを加えた、新感線らしい、アクション、歌、ダンス、笑いを盛り込んだ伝奇ファンタジーで、総勢38名のキャストにより、「狐の子」を名乗る陰陽師・晴明と、陰陽師に化けた九尾の狐との手練手管の頭脳戦が、王道にして正統な“いのうえ歌舞伎”で繰り広げられる。
主役の安倍晴明を演じるのは、新感線には2016年の『Vamp Bamboo Burn~ヴァン!バン!バーン!~』以来5年ぶりの参加となる中村。「中村倫也が安倍晴明を演じたら」という発想から誕生した本企画で、中村がどのような晴明を演じるのか期待が高まる。
「あのバカカッチョ良くてエネルギーの塊みたいな、日本最高峰の劇団で主演を務める日が来るとは…」と語る中村は、「あの頃と今じゃきっと重さが違くて。舞台上から見える景色は特別だろう。兎にも角にもフルスロットルで陰陽しまくろうと思います」とコメントした。
さらに、九尾の狐と因縁のある狐霊役で新感線初参加の吉岡、陰陽師に化け日の本の支配を企てる九尾の狐役で2017年上演の『髑髏城の七人』Season風以来2度目の参加となる向井が出演。吉岡は、「お越しくださる観客の皆さまには、ライブならではの臨場感を楽しんでいただけるよう、精一杯頑張ります」、向井は、「ご来場下さるお客様へ、最高のエンターテインメントを感じていただきたいです。そのためには、まず安全第一! 自分の出来得る限り暴れたいと思います」とそれぞれメッセージを寄せた。
なお本作にはそのほか、浅利陽介、竜星涼、早乙女友貴、千葉哲也が共演。さらに高田聖子、粟根まことら劇団員が脇を固める。
中村倫也が主演を務める、劇団☆新感線いのうえ歌舞伎『狐晴明九尾狩』東京公演はTBS赤坂ACTシアターにて9月、大阪公演はオリックス劇場にて10月上演。