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悩める大人たちへ贈る ベン・スティラー主演『47歳 人生のステータス』予告&場面写真解禁

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 俳優のベン・スティラーが、ミッドライフ・クライシス(中年の危機)に陥った主人公を演じる映画『47歳 人生のステータス』より、予告編と場面写真が解禁された。

【動画】悩める大人たちへ贈る ベン・スティラー主演『47歳 人生のステータス』予告編

 本作は、50代を目前にしてミッドライフ・クライシス(中年の危機)を迎えた男性の悲哀と再生をユーモラスに描くハートフルドラマ。監督・脚本は、これまで脚本家、監督、俳優、プロデューサーとして多方面で活躍し、映画『スクール・オブ・ロック』やドラマ『エンライテンド』などを手掛けてきたマイク・ホワイト。主演を、ホワイト監督とは長年の友人で本作が初タッグとなる名優ベン・スティラーが務める。

 製作は、今年の第93回アカデミー賞で助演女優賞を受賞した『ミナリ』や、2017年の第89回アカデミー賞で作品賞・脚色賞・助演男優賞を受賞した『ムーンライト』など、社会問題に独自の目線で切り込む作品を数多く手掛けてきた、ブラッド・ピット率いるプロダクション「プランBエンターテインメント」。

 予告編は、47歳の主人公ブラッド(ベン)が、息子のトロイ(オースティン・エイブラムス)の大学見学に向かう途中、学生時代の旧友たちが経済的・社会的に成功していると知り、自分自身のステータスについて思い悩む姿を映し出したもの。

 息子の友達から「もう50歳なのに自分勝手なのね」と言われ、旧友からは展開している事業を皮肉られ、「人は僕を負け犬と思ってるんじゃないか?」と疑いを持つブラッド。そんな中彼は、ふと息子の成長した姿に気づき、妻に電話をかけ「信じられない。僕らの子が立派になって」と感慨深い様子で語る。果たして、ブラッドが人生の折り返し地点で見えてきた“人生のステータス”とは。

 ホワイト監督は、本作について「私は、本音で語られる男性側のミッドライフ・クライシス(中年の危機)に関する映画を、皮肉っぽく、しかしながら同時に同情も込めて描きたかったのです。周りの人々は、より大きな人生を歩んでいるように見えますよね。私たちの生活でのこういった局面が、映画の中で共感できるように描かれることはあまり無いと感じていました。自分自身について考えることが、いかに自らの多くの時間を食っていることか。この映画はすぐに、風変わりで予想しない方向へと進みます。観客は、ある特定のタイプの映画だと予想するでしょうけど、私が思うところの、楽しく予想を裏切る方向へと展開します」と説明。

 続けて、主演のベンについては「私はずっとベン(・スティラー)のファンでした。長い間ずっと彼と一緒に仕事がしたいと本当に思っていたのですが、今までずっと叶わなかったのです。ベンは、笑える普通の人、みたいな感じなのです。都会的な野心のようなものを体現する、強烈で、正確なコメディ俳優なので、ブラッドの役柄にうってつけだと感じました」と語っている。

 映画『47歳 人生のステータス』は、6月11日より、MIRAIL、Amazon Prime Video、U‐NEXTにてオンライン上映。

悩める大人たちへ贈る ベン・スティラー主演映画『47歳 人生のステータス』予告編

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