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大学受験に5回挑戦 マーベル社長ケヴィン・ファイギが“天才”である理由

映画

映画『ブラック・ウィドウ』メインカット
映画『ブラック・ウィドウ』メインカット(C)2019 MARVEL

 7月8日公開のマーベル映画『ブラック・ウィドウ』で監督を務めたケイト・ショートランドが、“予想外の展開“を生み出す天才だと絶賛するのが、マーベル・スタジオの立役者ケヴィン・ファイギ。現在はマーベルの社長としてマーベル・シネマティック・ユニバースを牽引するファイギだが、5回も大学受験に挑戦し、4度の挫折を味わった。

【写真】マーベル社長ケヴィン・ファイギ

 マーベル社長に就任して以降、『アイアンマン』を筆頭に「アベンジャーズ」シリーズの制作に携わり、快進撃をみせてきたファイギ。ショートランド監督は「ケヴィン・ファイギが天才的な理由のひとつは、ファンが何を期待しているのかを考えた上で、彼らが夢にも思っていなかったような何かを提供できることにあるのよ」と語り、アクション映画の一ファンとして、見る人が “予想外の展開”を求めていることを理解し、期待に応えることができる“天才”だとしている。

 今やマーベルを牽引するすご腕プロデューサーとして力を発揮しているが、ファイギは “特別にすごい人”なのではなく、“夢を諦めず好きなことを貫き通したからこそすごい人”に成長することができた。誰にでもゲームやファッションなど好きなことがあるように、彼にはアクションと映画という好きなことがある。

 映画監督になるという夢をかなえるべく、「スターウォーズ」シリーズや「インディ・ジョーンズ」シリーズの製作を務めたジョージ・ルーカスも在学していた、映画業界を目指す若者にとっての憧れの場所・南カリフォルニア大学を受験する。しかし米国屈指の名門校に入るのは簡単ではなく、結果は惨敗。他の大学に行くなど違う道もあったのだが、何度失敗を繰り返しても彼は決して諦めることをしなかった。

 こうして諦めずに挑戦することができたのは “好きなことを極めたい”という強い思いがあったからこそ。その思いは現在も受け継がれ、彼が手掛けた代表的な作品『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』と『アベンジャーズ/エンドゲーム』では、親しみのあるヒーローたちを含め、全宇宙の半分の生命が消滅したり、アベンジャーズの初期メンバーとして活躍し続けてきたブラック・ウィドウが悲しい“運命”をたどったりと、予想がつかない展開の繰り返しで、公開当時No.1ヒットの記録を出すほど全世界を盛り上げた。

 ブラック・ウィドウの知られざる壮絶な“過去”が描かれる最新作にも、公開前ながら“予想外の展開”にマーベルファンからは既にラブコールが届いている。SNSに「2代目ブラック・ウィドウとレッド・ガーディアン出るんやね!!」「2代目ブラック・ウィドウはやっぱりエレーナ1? とにかく早く観たい」などの声があがっているように、原作コミックで2代目ブラック・ウィドウを務めるエレーナとブラック・ウィドウの元旦那だったというレッド・ガーディアン/アレクセイが、本作ではブラック・ウィドウの“妹”と“父”というまさかの展開で出演を果たす。

 ファイギは原作に頼らず、誰もが見て楽しめるような目新しい作品を作ることにこだわっているが、ショートランド監督は「ナターシャ・ロマノフ(ブラック・ウィドウ)の“家族”を描くアイデアは誰も最も予想していなかったものだと思うわ」と、本作でも見せた彼の発想力を絶賛。そんなファイギが「ナターシャの行動について新たな見解を得るだろう」と明かすように、本作は『エンドゲーム』で衝撃の決断をしたブラック・ウィドウの“謎”が解き放たれる集大成作品となっている。

 映画『ブラック・ウィドウ』は、7月8日より全国の映画館にて公開。7月9日よりディズニープラス プレミア アクセスにて配信。

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