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作品ごとに違う魅力を放つロキ 10年の歩みをおさらい

海外ドラマ

マーベル・スタジオドラマシリーズ最新作『ロキ』(2021)場面写真
マーベル・スタジオドラマシリーズ最新作『ロキ』(2021)場面写真(C)2021 Marvel

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クリス・ヘムズワース

 映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)から逃げ出した男の物語『ロキ』が、6月9日16 時よりディズニープラスにて配信開始となる。マーベル史上最も愛されているヴィランと言っても過言ではないロキを10年にわたり演じているのは、英国イケメン俳優のトム・ヒドルストン。実はマイティ・ソー役のオーディションを受け、クリス・ヘムズワースに負けたことはファンの間では有名だ。そんなトムが演じた裏切り王子ロキの活躍をおさらいしたい。

【写真】ロキ(トム・ヒドルストン)の10年を振り返るフォト集

■クリヘムに主役奪われる…その負けっぷりもまるで“ロキ”?

 まさに“英国紳士”なトムは、母方が英国の栄誉称号サーの家系で、英国式階級のトップで良家の子供が通うイートン校の出身。屈指の名門校ケンブリッジ大学をダブルファースト(2科目でトップの成績を取ること)で卒業し、その後超難関と言われる演劇界の名門・王立演劇学校を卒業している。

 4ヵ国語を話せる秀才で演技の実力もあったトムだが、『マイティ・ソー』(2011)のソー役のオーディションではクリス・ヘムズワースに負けてしまった。クリスと言えばオーストラリア出身で裕福な家庭で育つも、両親の借金を返すためにオーディションに落ち続けても俳優を続ける決意をした苦労人。実はクリスも一度オーディションに落ちているが、マーベルが求めていたソーのイメージと合っていたため、再度候補の中に入り、見事ソー役に抜てきされた。

 そんなクリスに負けてしまったトム。しかし親交があったケネス・ブラナー監督に後押しされ、ロキ役に決まるという“強運”も持っていた。ソー役のオーディション映像が米国のテレビ番組で公開された時に照れながら「(この映像で)マーベルがソー役に適役を選んだことが分かるよね」と負けを認めており、たとえ負けても運を味方に世渡りしていく姿はまるでロキそのものだろう。

■ミステリアス、カリスマ、敗北、あまのじゃく、母親思い…作品ごとに違うロキの魅力

 ソー役は逃したものの、トムはさまざまな魅力を放つロキを見事に演じ、今や世界が認めるハマり役に。そんなロキはこれまでマーベル作品6本に登場。作品ごとに違った魅力を放ってきた。

 初登場した『マイティ・ソー』(2011)では、ソーへの嫉妬心が爆発し、アスガルドの王の座を手にしようと、うそと裏切りを駆使するヴィランの魅力がさく裂。『アベンジャーズ』(2012)ではアイアンマンらに敵対し、ミステリアスな色気とカリスマ性が増したロキ。最後はヒーローたちに倒されてしまうが、見事な負けっぷりを披露した。

 『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(2013)では、前作の悪事により故郷で終身刑となり地下に投獄される。しかし、最愛の母の死を知ると自暴自棄に。ラストでソーをかばって死ぬという家族愛に目覚めながらも素直になれないあまのじゃくなロキに、世界中のファンはとりこになった。『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)では、ドクター・ストレンジに魔術であしらわれたり、ソーを裏切ろうとして逆に裏をかかれたりと、ロキの“弟的魅力”が爆発。

 そして『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)ではアベンジャーズ最強の敵サノスに襲われ、苦しむソーをはた目にサノスの味方に付くと思いきや、観客を裏切り、サノスを殺そうと画策。しかし無残にもサノスに殺されてしまうという展開で、全ロキファンは悲しみに暮れた。

 最後の『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)では、アイアンマンらがサノスに消し去られた人を元に戻すため、過去の『アベンジャーズ』(2012)の世界へ。そこにいるロキはアベンジャーズをちゃかし、憎たらしさ満載だが、“強運”を味方に偶然手にするインフィニティ・ストーンで時空を超えて逃げ去ることに成功する。

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