『閃光のハサウェイ』公開が6月11日に決定 マフティーの声明収めた動画公開
新型コロナウィルス感染拡大の影響により2度の公開延期が発表された映画『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』の、新たな公開日が6月11日に決定。劇中に登場する反地球連邦政府運動「マフティー」より活動開始を告げる声明動画が到着した。
【動画】『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』反地球連邦政府運動マフティーの声明
公開された動画では、劇中で鮮烈な活動を見せる反地球連邦政府運動「マフティー」が声明を発表。「幾度となく襲ってきた、数多の困難を耐え抜き、ついに我々は、地球を腐敗の星へと追いやる地球連邦政府に対し、6月11日に劇場を拠点に活動を開始する。報道・マスコミ関係者各位においては、本声明をあまねく人々に伝えていただき、我々の活動に対し、ご賛同いただけることを願うばかりである」と、視聴者に対して呼びかけている。なお、本動画は宣伝用のフィクションとなる。
本作は、アムロとシャアの最後の決戦を描いた『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』の世界観を色濃く引き継ぐ富野由悠季による同名小説を映画化。反地球連邦政府運動「マフティー」が挑む新たな戦いを縦軸に、そのリーダーであるハサウェイ・ノア、謎の美少女ギギ・アンダルシア、連邦軍大佐ケネス・スレッグの交差する運命を横軸に描く。
第二次ネオ・ジオン戦争(シャアの反乱)から12年が経ったU.C.0105。地球連邦政府の腐敗は地球の汚染を加速させ、強制的に民間人を宇宙へと連行する非人道的な政策「人狩り」も行っていた。そんな連邦政府高官を暗殺するという苛烈な行為で抵抗を開始したのが、反地球連邦政府運動「マフティー」だ。リーダーの名は「マフティー・ナビーユ・エリン」。その正体は、連邦軍大佐ブライト・ノアの息子「ハサウェイ」だった。アムロ・レイとシャア・アズナブルの理念と理想、意志を宿した戦士として道を切り拓こうとするハサウェイだが、連邦軍大佐ケネス・スレッグと謎の美少女ギギ・アンダルシアとの出会いがその運命を大きく変えていく。
主人公のハサウェイ・ノア役を小野賢章、ギギ・アンダルシア役を上田麗奈、ケネス・スレッグ役を諏訪部順一が演じる。そのほか、斉藤壮馬、津田健次郎、石川由依、山寺宏一、古谷徹らが出演。スタッフには、ガンダムシリーズで初監督を務める村瀬修功をはじめ、脚本のむとうやすゆき、メカニカルデザインのカトキハジメらが参加している。
『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』は6月11日公開。