井ノ原快彦VS伊東四朗 『特捜9』伝説の鑑識が殺人事件の容疑者に
関連 :
今夜放送の、V6の井ノ原快彦が主演を務めるドラマ『特捜9 season4』(テレビ朝日系/毎週水曜21時)第11話に、俳優の伊東四朗演じる伝説の鑑識官・猪狩哲治が登場。これまで幾度となく特捜班を助けてきた猪狩を、殺人事件の容疑者として、浅輪(井ノ原)が刑事人生をかけて取り調べる。
【写真】伝説の鑑識・猪狩哲治役を演じる「伊東四朗」フォトギャラリー
本作は、特捜班リーダーの浅輪直樹(井ノ原)を中心に、<浅輪×新藤亮(山田裕貴)>、<小宮山志保(羽田美智子)×村瀬健吾(津田寛治)>、<青柳靖(吹越満)×矢沢英明(田口浩正)>というキャラクターも考え方もバラバラなコンビが、衝突しながらも“真実”というひとつの目標を目指して捜査にあたる様を描いていくシリーズの第4弾。
今シーズンでは、“事件の起きない1日”が描かれたり、話題のスポーツ「パルクール」を取り上げたり、さらにバスという“走る密室”を舞台にした事件が登場するなど、斬新なストーリーを次々放送。長い歴史を誇るシリーズでありながら、常に挑戦を続けている。
そんな中、今夜放送の第11話では、『警視庁捜査一課9係 season3』(2008年放送)で初登場して以来、シリーズに欠かせない存在となり、特捜班が信頼を寄せる一方、特捜班の成長を頼もしく見つめてきた鑑識のエキスパートである猪狩が、殺人事件の容疑者として登場する。
猪狩に疑惑のまなざしが向けられているのは、アパートの一室で若い男・前島公也(岸田タツヤ)が刺殺された事件。猪狩はたまたま前を通りかかったアパートから争う声を聞いた直後、逃走する男を目撃し、念のため中を確認したところ、若い男の遺体を発見したと話す。しかし、実は殺された前島の父は猪狩の後輩警察官であり、10年前に彼が他界してからというもの、猪狩は素行の悪い前島を更生させるべく何かと声をかけ続けてきたのだった。
しかも、公也と猪狩の間には最近、もめごとがあったという証言もあり、さらに状況証拠もすべて猪狩が犯人だと示している。複雑な思いを抱きながら浅輪は、「偶然、遭遇した事件現場で偶然、後輩の息子の遺体を発見した…そんな偶然はありますか?」と冷静に問いかけるが、猪狩はのらりくらりとはぐらかすばかりで…!?
そして捜査をめぐり、特捜班の内部でも激しい対立が生まれてしまい…。猪狩が多くを語ろうとしない中、特捜班はどんな真相にたどり着くのか、注目だ。
今回の見どころは、なんといっても井ノ原と伊東により取調室で繰り広げられる迫力ある演技合戦。何気ない表情にまで凄みをにじませる伊東の熟練の演技はもちろん、取調室で繰り広げられる井ノ原vs伊東の緊迫の攻防戦は必見で、こんな形で対峙したくはなかったそれぞれの葛藤を、2人が抑えた演技で表現していく姿から目が離せない。
『特捜9 season4』はテレビ朝日系にて本日6月16日21時放送。