『DUNE/デューン 砂の惑星』全米公開がさらに3週間延期
米ワーナー・ブラザースが公開待機作のスケジュール変更を発表し、『DUNE/デューン 砂の惑星』のアメリカ公開がさらに3週間遅くなることが発表された。クリント・イーストウッド監督の最新作など、同社の他の作品にも、公開日の変動が生じている。
【写真】『DUNE/デューン 砂の惑星』ティモシー・シャラメ&ジェイソン・モモアの場面カット
フランク・ハーバートのSF大河小説『デューン』を原作に、人類の未来を背負う若者ポール・アトレイデスの未知なる運命が描かれる『DUNE/デューン 砂の惑星』。ドゥニ・ヴィルヌーヴがメガホンを取り、主人公ポール役のティモシー・シャラメはじめ、レベッカ・ファーガソン、オスカー・アイザック、ジョシュ・ブローリン、ステラン・スカルスガルド、デイヴ・バウティスタ、ゼンデイヤ、ジェイソン・モモア、ハビエル・バルデムなど豪華キャストが顔をそろえる。本来は2020年12月18日に公開予定だったものの、新型コロナウイルスの影響で、公開が延期されていた。
Varietyによると、現地時間6月25日、2021年10月1日にアメリカで公開予定だった本作を、3週間後の10月22日に延期することが発表された。新たな公開日は、偶然にも主演のティモシーが出演するウェス・アンダーソン監督の最新作『ザ・フレンチ・ディスパッチ(原題)』と同日となる。
今回ワーナー・ブラザースは、併せて、人気ドラマ『ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア』の前日譚となる映画、『The Many Saints of Newark(原題)』の公開を9月24日から10月1日に延期し、クリント・イーストウッド監督の最新作『Cry Macho(原題)』を10月22日から3週間早めて9月17日に公開すると発表した。また、昨年末に、2021年に公開される新作映画を劇場公開と同時にHBO Maxで限定配信する方針を発表しており、『DUNE/デューン 砂の惑星』をはじめ、これらの作品もアメリカでは同時配信されるという。
『DUNE/デューン 砂の惑星』は、全米公開に先駆け、ヴェネチア国際映画祭でお披露目される予定。