『100日間生きたワニ』新場面写真解禁 オリジナル要素にキャストがコメント
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アニメ映画『100日間生きたワニ』より、映画オリジナルで描かれる“あの日から100日後”の物語についてキャストのコメントと最新の場面写真が解禁された。
【写真】ワニと仲間たちの集合写真も 『100日間生きたワニ』場面カット
昨年、社会現象を巻き起こしたきくちゆうきの4コマ漫画『100日後に死ぬワニ』をアニメ化した本作は、100日間のワニの日常と、大切なものを失った仲間たちのその後の姿を描く。監督・脚本は、『カメラを止めるな!』の上田慎一郎と、アニメーション監督としても活躍するふくだみゆきの夫妻。
脚本開発中にコロナ禍に直面し、劇的に変わってしまった日常と価値観の変化に戸惑いながらも、その気持ちを登場人物たちに重ねて新たに構成を練り直した。ワニの現れなかったお花見の日から<100日後>の、残された仲間たち、そして新たな登場人物であるカエルとの交流を描くことにより、より深いメッセージが込められた作品になっている。
映画化にあたり新たな物語が付け加えられたことについて、神木隆之介は「僕はワニを演じ、ワニに共感する人なので、その後のことについては少し他人事のような気もしているのですが、倫くんや昴くんたちが、時間がある意味で止まってしまったところからどう向き合うのか、そしてその時間がまたどうやって溶けていくんだろうというのを楽しみにしています」と、主人公のワニを演じたからこその感情を語った。
ワニの親友ネズミを演じた中村倫也は「映画になるということは、何か物語の芯が必要だと思うんです。原作にもそれはありましたが、映画になったことによってその深度は増したのかなと思います」とコメント。
同じくワニの親友モグラを演じた木村昴は「時代を、今を生きる物語なんだなというところに改めて魅力を感じた。そのなかで、映画である醍醐味がより出てきたと思う」と、作品への思いを明かした。
ワニが思いを寄せるバイト先のセンパイを演じた新木優子は「映画で(その後の物語が)描かれると聞いて嬉しかったし、自分が想像していた以上にワニの気持ちに寄り添うことができて、一読者として嬉しかったです」と、新たなストーリーとの出会いの喜びを語った。
解禁された場面写真には、ワニとネズミ、モグラ、センパイ、イヌが仲良く集合写真に写っている場面をはじめ、<お花見から100日後>に街にやってきたカエルの姿などが写されている。
アニメ映画『100日間生きたワニ』は、7月9日より全国公開。