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ゲイの水球チーム、東京目指して大騒ぎ 『シャイニー・シュリンプス!』早くも続編決定 

映画

映画『シャイニー・シュリンプス! 愉快で愛しい仲間たち』メインカット
映画『シャイニー・シュリンプス! 愉快で愛しい仲間たち』メインカット(C)LES IMPRODUCTIBLES,KALY PRODUCTIONS et CHARADES PRODUCTIONS

 フランスに実在するゲイの水球チームを題材に作られた映画『シャイニー・シュリンプス!愉快で愛しい仲間たち』が、日本での公開を前に続編が制作されることが決定。セドリック・ル・ギャロ監督とマキシム・ゴヴァール監督のコメントが公開された。続編でゲイの水球チームのメンバーたちは、東京を目指して大騒ぎを繰り広げる。

【写真】日本での撮影を心待ちにするセドリック・ル・ギャロ監督&マキシム・ゴヴァール監督

 本作は、ゲイの水球チーム「シャイニー・シュリンプス」のメンバーたちが、どんな困難にも持ち前のユーモアで立ち向かい、時にはぶつかり合いながらも固い絆で結ばれていく姿を描く。実在する同チームの一員だったセドリック・ル・ギャロが、自らの体験から着想を得て監督・脚本を手掛けた。

 2019年5月にフランスで公開されたフランス語映画として(※続編を除く)、初週動員数ナンバーワンを記録した本作。このたび本国での大ヒットを受け、7月9日の日本公開を目前にして続編の制作が決定した。1作目ではシャイニー・シュリンプスの面々がゲイゲームズの開催国クロアチアを目指す物語が描かれるが、続編でも同じメンバーが再集合し、今度は日本で行われるゲイゲームズに向かいながらさまざまなトラブルを巻き起こす姿が描かれる予定だ。

 1作目に続き続編のメガホンをとるセドリック・ル・ギャロ監督は「この映画は、フランスで大成功を収めました。出演者全員とマキシムを連れて、3ヵ月間、フランス国内のプレミアや映画祭を回りました。たくさんの愛とスタンディングオベーションをいただきました。また、フランスを代表するコメディ映画祭『Festival de l’Alped’Huez』では、審査員特別賞を受賞しました」とコメント。

 続けて「続編のアイデアは、フランス最大のスポーツ雑誌『L’Equipe』の表紙で、水球のチームメイトとキスをしたことから生まれました。今回、“The Shiny Shrimps”はゲイゲームのために東京に行くのですが、乗り継ぎ便に乗り遅れてしまい、LGBTQ+にフレンドリーな国ではないロシアの真ん中で立ち往生することになってしまいます」と続編の概要を説明。そして「私は、この新しい冒険の一部を撮影するために、秋に日本に行くことを大変楽しみにしています!東京にはテレビのレポーターとして一度だけ来たことがありますが、すぐにあなた方の国の文化に惚れ込んでしまいました」と日本へ熱いメッセージを送った。

 共同監督を務めるマキシム・ゴヴァールも「この続編の一部を日本で撮影できることをとても嬉しく思っています。個人的には、日本には一度旅行したことがありますが、景観的にも文化的にも素晴らしい体験だったので、必ず戻ってこようと心に誓っていました。『ロスト・イン・トランスレーション』や『キル・ビル』など、日本で撮影されたアメリカ映画に影響を受けてきた監督としては、日本で映画を作ることは夢のようなことです。そして何よりも、私たちのシャイニー・シュリンプスのメンバーが地球の裏側に旅をし、彼らの発信するメッセージがあなた方の活気溢れる国に響き渡ることを想像すると、本当に誇りに思います」と日本で撮影する喜びや意気込みを語っている。

 映画『シャイニー・シュリンプス!愉快で愛しい仲間たち』は、7月9日より全国順次公開。

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